imgntv

セタビブログ

2018.06.28

緑の空間に映える濱田庄司の陶器

濱田庄司《掛分指描 壺》制作年不詳 大阪市立東洋陶磁美術館蔵 堀尾幹雄コレクション

濱田庄司《掛分指描 壺》制作年不詳 大阪市立東洋陶磁美術館…

6月30日(土)より「没後40年 濱田庄司展 大阪市立東洋陶磁美術館 堀尾幹雄コレクションを中心に」が始まります。
重要無形文化財保持者(人間国宝)として、国際的にも知られる濱田庄司(1894-1978)は、京都で陶芸の研究を行なっていた若き頃、陶芸家のバーナード・リーチに誘われてイギリスのセント・アイヴスで3年間作陶活動を行ないました。そして日本に戻り、都会の喧騒を離れて栃木県の益子に移り住み、益子の土と釉薬を基本に、新たな器の世界を開拓しました。健やかな美を求めた濱田庄司の作品は、緑の公園の背景に、とてもしっくり馴染みます。
これから、夏の日差しに緑が冴える季節、涼しい展示室で、ゆったりと濱田庄司の作品と景色をご堪能いただければ幸いです。

Y.M

投稿者:Y.M

2018.06.28 - 12:05 PM

キーワードで探す:

関連ブログ記事