2020.07.02
世田谷美術館美術大学通信講座① 「葉画家・群馬直美さんのアトリエ便り」その5
世田谷美術館美術大学通信講座①~葉画家・群馬直美さんのアトリエ便りその5
世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りします。
美術大学の講師で“葉っぱ”を制作のテーマとしている「葉画家(ようがか)」群馬直美さんのアトリエ便り第5弾。
今回も前回に引き続き、群馬さんのアトリエをお訪ねし、お送りします。
今回は群馬さんのアトリエの様子を一緒にご覧いただきたいと思います。群馬さんのお人柄がうかがえるアトリエ内の「応援する画材たち」、また新緑のツタで覆われた美しいアトリエの外観をお楽しみください。
聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。
(撮影・編集:西山均)
咲いたツタの花
散ったツタの花
6月28日、やっとツタの花が咲きました。
動画の中で、ツタの花は黄色い花で、緑色のガクがぱかっと四つに開き、と言ってたけど、私の思い違いでした。
実際には、緑色の花びらが5枚に開き、黄色いオシベが5本登場します。
緑色のものはその後パラパラと地面に落ちて行くのはあってましたが、ガクでなく花びらでしたね。
緑色の花びらと一緒にオシベも散って行きます。
群馬直美
応援する画材たち
顔料の棚
ツタのからまるアトリエ
群馬直美(葉画家)
葉画家(ようがか)。群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウインドー・ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から、“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。1991年、より緻密な描写のできるテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。
世田谷美術館美術大学20期(2006年)より実技・絵画の講師を務める
また、2019年12月10日~2020年1月13日に世田谷美術館2階ライブラリー前スペースにて「群馬直美 神の仕業―下仁田ネギの一生」展を開催。
群馬さんアトリエ便り第5回(約9分)
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C.A
投稿者:C.A
2020.07.02 - 12:00 AM