動画配信「世田美チャンネル」vol.9は、現在オンラインで配信している世田谷美術館美術大学通信講座とのコラボ企画です。この動画コンテンツで「自宅で毎日3分クロッキー」の講師をつとめられている彫刻家・三宅一樹さんをゲストにお迎えして、三宅一樹さんの「気になる、こんどの収蔵品」をお届けします。1回目は、堀江尚志の作品《トルソ》についてお話しいただきました。
世田谷美術館美術大学通信講座 「自宅で毎日3分クロッキー」三宅 一樹(みやけ いっき)
彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。
近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。
記憶によるクロッキー:三宅一樹《堀江尚志作・トルソ》
「美術館内などでは直接写生が制限されています。そのような場合、私はじっくりと観察して、作品を目に焼き付けます。
つまり、目の奥にメモ(=クロッキー)するのです。そして展示室を出たら、忘れないうちに脳裏の画像をクロッキー帳に描き留めます。
堀江尚志さんの彫刻、かなりじっくりと観察していましたので、目を閉じるとまだ像が見えます。数日経った今でも、どの角度からも描けそうです。」
記憶によるクロッキー:三宅一樹《堀江尚志作・トルソ》
ミュージアム コレクションⅠ「気になる、こんどの収蔵品」は会期を延長して、8月16日まで開催しております。
2020年6月2日(火)~2020年8月16日(日)
動画は一発本番で撮影しています。ノーカット、ノー編集です。
※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。
※展示室の照明の都合により、画面が暗いですが、あらかじめご了承ください。
世田美チャンネルvol.9 三宅一樹さんの「気になる、こんどの収蔵品」その1(約14分)
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