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2021.10.05 - 10.06

世田谷美術館パフォーマンスシリーズ
トランス/エントランス特別篇「夢の解剖――猩々乱」 ※チケットは完売しました

2021.10.05 - 10.06

世田谷美術館パフォーマンスシリーズ
トランス/エントランス特別篇「夢の解剖――猩々乱」 ※チケットは完売しました

本公演は映像作品になっております
映像作品は動画配信サイト「Vimeo」で、2022年3月31日までご視聴いただけます
動画配信サイト「Vimeo」はこちら  ※Vimeoアカウント登録の方法はこちら
On-demand streaming on Vimeo
配信期間/Streaming period
2021年12月1日~2022年3月31日 有料配信(約45分)
2021.12.1-2022.3.31  On-demand streaming (45 min.)
視聴料/Rent
1000円(購入時より72時間何度でも視聴可能)
※有料配信につき、アカウント登録が必要です。動画購入時に登録できます。
1000 yen / 72-hours streaming period (create or log in to your Vimeo account for payment).

空間を活かした実験的なパフォーマンスシリーズ、「トランス/エントランス」
当館のエントランスを活かし、アーティストの実験的な表現の場とする「トランス/エントランス」は、2005年以来16回にわたって開催してきたパフォーマンスシリーズです。回を重ねて、近年は「美術館の空間と身体の対話」というテーマが重要性を増し、それに対するアーティストの応答も多様なかたちでなされてきました。

能の時空と、イタリア人演出家のまなざしが出逢う
第17回は特別篇として、異色の国際コラボレーションに挑戦。コロナ禍により、約1年間延期しての開催となる本企画では、ニューヨークを拠点に国際的に活躍し、日本文化に造詣の深いイタリア人振付家・演出家のルカ・ヴェジェッティが、能の演目「猩々乱(しょうじょうみだれ)」を美術館に招き入れます。

ヴェジェッティは2018年、「ブルーノ・ムナーリ」展のために当館で新作パフォーマンスを創造しており、エントランス空間のつくりや音の響きについては熟知しています。今回は能の演出をとおして、この場所に一種の「解剖」を施し、ふだんは隠されて見えない輝かしさを、じっくりと探ることになります。

異色のコラボレーションのための、最良のアーティストたち
主な出演者として、ヴェジェッティの良き理解者であり、積極的に能楽の活動を繰り広げる観世流シテ方の長山桂三が舞い、地謡には芸術としての能楽の声を身体全体から発する観世銕之丞を迎えます。囃子方には、これまで約25か国での能公演に参加してきた大倉流小鼓方の大倉源次郎(人間国宝)を筆頭に精鋭が参加。異色の国際的な試みを成功させるべく、現在考え得る最良のアーティストたちが集う「夢の解剖――猩々乱」では、ヴェジェッティの演出が、エントランスに対する一種の「解剖」となり、ふだんは隠されて見えない輝かしさがあらわれます。そして能の強靭な創造性が、美術館の空間をすみずみまで満たすことでしょう。

後日、関連トークのほか、2021年12月頃に有料動画配信も予定しております。

ルカ・ヴェジェッティによる演出のためのノートはこちら

プレスリリースはこちら(9月14日更新)

※本事業は文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業です。
※新型コロナウィルス感染症拡大により、公演中止・延期の可能性があります。
  • 出演
    原案・演出:
    ルカ・ヴェジェッティ

    出演:
    長山桂三(シテ) 森常好(ワキ) 観世銕之丞(地謡)
    藤田貴寛(笛) 大倉源次郎(小鼓) 大倉慶乃助(大鼓) 林雄一郎(太鼓) 鵜澤光(後見)
  • 日時 2021年10月5日(火)・6日(水)19時30分受付開始 20時開演(20時45分終演予定)
    ※19時45分頃より順次客席にご案内いたします。
  • 申込方法 2021年9月28日(火)12時より販売開始 Peatixにて申込受付
    予約サイトはこちら→Peatix(要事前登録) ※チケットは完売しました
  • プログラム 演目:「猩々乱」
    「猩々乱」は、海中に棲む猩々が水上で戯れ、喜びのなかで遊ぶひとときを描く夢。多彩な動きも連なるこの演目自体には、今回は全く手を入れません。ヴェジェッティによる最小限で精緻な、光や空間の演出を加えるのみです。それによって、時空を超える感覚が幾重にも増幅されるような、未知の経験の場があらわれるでしょう。
  • 会場 世田谷美術館 エントランス・ホール
    (東京都世田谷区砧公園1-2)
    ※当館は広大な砧公園の中にあります。夜間は公園内でたいへん迷いやすいため、時間に余裕をもってお越し下さい。
    ※当日の入口は「サブエントランス」になります。正面エントランスから、建物右手に回り込んだところにあります。敷地内MAPはこちら(PDF) 
  • 定員 各回とも40名程度
  • 参加費 日時指定・座席エリア指定制 
    一般チケット5,000円/立見チケット3,000円(いずれもPeatix予約のみ・当日券なし)
    ※お一人様1回のお申込みにつき1枚限り。
    ※未就学児のご入場はご遠慮ください。
    ※障害者割引はございません。
    座席エリアMAPはこちら(PDF) ただし立見チケットはエリア指定ができません。
    ※一般チケット席については、エリア内は自由席です。先着順でご着席頂きます。
    ※空間・演出の特性上、エリアごとにパフォーマンスの見え方が大きく異なります。
    ※車椅子でご来場予定の方は、事前に当館までお電話ください。当日は開演10分前を目安にお越しいただければ、5分前ごろにスタッフが客席までご案内します。
    ※両日とも記録映像の撮影を行います。ご了承ください。
  • その他
    照明美術デザイン
    吉田萠      
    照明
    富山貴之
    舞台進行
    佐藤深雪
    舞台進行補助
    河内崇
    記録写真
    今井智己
    記録映像
    大川景子 飯岡幸子 川上拓也 壷井濯 柗下仁美 杉田協士
    企画制作
    塚田美紀(世田谷美術館)
    制作補助
    吉田絵美 鈴木照葉(世田谷美術館)
    制作協力
    NPO法人アートネットワーク・ジャパン
    協力
    公益社団法人銕仙会
    後援
    イタリア文化会館
    主催
    世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)