美味いものを食いたい・美しいものを使った生活がしたい―誰しもがもっている、そんな願望の追求に、天賦の才をかたむけ尽くして生きた男がいました。
北大路魯山人―明治末から昭和にかけて陶芸、書、絵画、と他方面にわたり活躍し、ことに料理を根底におくその独特の美意識は、近年ブームとも呼べるほど、大きな関心を集めています。本展は、そんな魯山人を支援したパトロンの一人、元利根ボーリング社長、塩田岩治氏によるコレクション約160点の全貌を魯山人と塩田氏の交流に触れながら、初めて一気に展観するものです。
北大路魯山人―明治末から昭和にかけて陶芸、書、絵画、と他方面にわたり活躍し、ことに料理を根底におくその独特の美意識は、近年ブームとも呼べるほど、大きな関心を集めています。本展は、そんな魯山人を支援したパトロンの一人、元利根ボーリング社長、塩田岩治氏によるコレクション約160点の全貌を魯山人と塩田氏の交流に触れながら、初めて一気に展観するものです。