[カタログ/1996年発行]
-開催概要から-
世田谷美術館は今年開館10周年を迎えました。当館では開館当初より、世田谷区内にお住まいの作家の方々の活動をご紹介する企画として、世田谷美術館展を毎年開催してまいりました。世田谷区には、現代の美術界を代表する美術家をはじめ、最近注目されるようになった若手・新人まで、絵画、彫刻、工芸など幅広い分野で活躍中の作家が数多く在住しておられます。
今年度も、「世田谷美術展’97」としまして、124名の方々の御出品を得、その近作を一堂にご覧頂くことになりました。その展覧は、年々目覚しい成果を上げており、区内在住作家の全体像を明らかにすると共に、世田谷美術館の活動につきましても御理解をいただける意義深い機会となるのではないかと考えております。
今年度も、「世田谷美術展’97」としまして、124名の方々の御出品を得、その近作を一堂にご覧頂くことになりました。その展覧は、年々目覚しい成果を上げており、区内在住作家の全体像を明らかにすると共に、世田谷美術館の活動につきましても御理解をいただける意義深い機会となるのではないかと考えております。
目次
ごあいさつ
「世田谷派」大島清次
図版
第1部 さまざまな流れのなかで:創造的な個性
洋画
彫刻
版画
写真
日本画
工芸
第2部 国際的動向への関心:連帯を求めて
第3部 地域的な交流の輪
自由な仲間たち
「白と黒の会」
世田谷の美術をめぐる歩み:関連資料
「世田谷の美術をめぐる歩み」勅使河原純
「「自由な仲間たち」に寄せて」村井正誠、橋本善八
「「白と黒の会」の思い出 みんな会長だと思っている」本郷新
「舌も健在世田谷の絵かき族」須田寿
作家解説
「年表」編:清水真砂
奥付
発行:1996年4月
編集:世田谷美術館
写真撮影:5×7スタジオ
制作:大塚巧藝社
発行:©1996世田谷美術館