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企画展(終了)
近年の美術館建設ブームの中で、美術館は建築物として造形の意義を問われ、社会教育活動として斬新な運営を期待されています。この展覧会では、日本の近代美術館の足跡をたどるとともに、現在注目されている美術館と建築家、そして運営を、神奈川県立近代美術館(板倉準三)、京都国立近代美術館(槇文彦)、伊豆の長八美術館(石山修武)、世田谷美術館(内井昭蔵)など二十館余りの具体例によって総合的に紹介しようとするものです。
刊行物
目次「日本の地方公立美術館建築をめぐって」大島清次「美術館建築の歴史」奥平耕造日本の美術館建築 Ⅰ.近代美術館板倉準三 神奈川県立近代美術館/谷口吉郎 東京国立近代美術館/村野藤吾 兵庫県立近代美術館/川崎清 栃木県立美術館/前川國男 林原美術館 東京都美術館 熊本県立美術館 山梨県立美術館 福岡市美術館 国立西洋美術館 宮城県美術館/磯崎新 群馬県立美術館/黒川紀章 埼玉県立近代美術館 名古屋市美術館(1988年開館) 広島市現代美術館(1989年開館)/大高正人 福島県立美術館/内井昭蔵 世田谷美術館/槇文彦 京都国立近代美術館/丹下健三 横浜市美術館(1988年開館)日本の美術館建築 Ⅱ.個性的な小規模美術館吉田五十八 大和文華館/菊竹清訓 田部美術館/白井晟一 渋谷区立松濤美術館 静岡市立芹沢銈介美術館/谷口吉生 土門拳記念館 資生堂アートハウス/石山修武 松崎町立「伊豆の長八」美術館/原広司 田崎美術館/大江宏 平福記念館(1988年開館)日本の美術館建築 Ⅲ.博物館・資料館山本忠司 瀬戸内海歴史民俗資料館/毛利毅曠 釧路市立博物館 釧路市湿原展望資料館/戸尾任宏 佐野市郷土博物館日本の美術館建築展関連年表文献抄奥付編集:世田谷美術館(宝木範義、塩田純一、児島薫、遠藤望、川口幸也)発行:世田谷美術館制作:フレックス©1987世田谷美術館