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企画展(終了)
旧作から新作まで、写真家・宮本隆司の全貌を紹介する、国内初の展覧会 日比谷映画劇場の解体現場など、現代都市に出現した廃墟をテーマとした写真シリーズ《建築の黙示録》(1986年)により、1989年、第14回木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家・宮本隆司(1947~)。以後、急激に変貌していく都市の諸相を写し出した作品を精力的に発表。イタリアやドイツなどの国際展でも高い評価を受けています。本展では、宮本隆司の20年を越える活動の全貌を、日本の美術館で初めて通覧します。初期作品から震災直後の神戸を撮影した巨大写真(ヴェネツィア・ビエンナーレ出品作・日本初展示)、《ピンホールの家》シリーズなど新作を含む約200点により、いま、最も注目されている写真家・宮本隆司のこれまでの軌跡と新たな展開をご紹介します。
イベント(終了)
「建築の黙示録の今、を歩く」 -20年の変貌を求めて-取り壊され廃墟と化していく建築物を、一冊の写真集にまとめた<建築の黙示録>の発表によって、写真家宮本隆司の名は一躍知られるようになりました。今回、その出世作ともなった<建築の黙示録>の建物たちの20年後の姿を求める、東京の旅を企画しました。勿論、ナビゲーターは宮本隆司氏。1984年に撮影された建物たちはすでに存在しないことは明らかですが、20年の時空を超えた今でも何らかの痕跡はあるはずです。これはいわゆる<建築の黙示録>の定点観測。カメラを手に奮ってご参加を!
イベント(終了)
写真家・宮本隆司さんといっしょに、ピンホールカメラを作ります。撮影の場は世田谷美術館や砧公園。光と闇が生みだす、写真の不思議な世界を体験してみよう!
イベント(終了)
都市論を交えつつ、気鋭の美術批評家が宮本隆司の作品の魅力に迫ります。
イベント(終了)
展覧会の作品を、ダンス・音楽・演劇などを切り口に体感するワークショップ(2日間×4回)が始まります。募集は各回ごとに行いますので、まずはお気軽にご参加ください。第1回目は、「宮本隆司写真展」が素材。作品世界から触発される感覚をさぐり、演出家、ダンサーとともに、からだで表現してみませんか?発表は、閉館後の「誰もいない美術館で」・・・。写真が好きな人、ダンスが好きな人、何が好きかまだわからない人、待ってます!
刊行物
目次「宮本隆司写真展によせて」酒井忠康「光跡に目を澄まして―宮本隆司論」林道郎図版01 建築の黙示録02 九龍城砦03 段ボールの家04 神戸 195505 アンコール06 美術館島07 ピンホールの家08 さかさま・うらがえし「宮本隆司の仕事 1973-2004」遠藤望作家略歴展覧会歴文献目録出品作品リスト奥付本図録は(A)(B)2種類の表紙デザインを施し発行した。編集:遠藤望、杉山悦子編集補助:髙林夏子翻訳:スタンリー・N・アンダソン校閲:岩田高明デザイン:梯耕治印刷:光村印刷株式会社発行:世田谷美術館 ©2004