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企画展(終了)
中世より毛織物業で栄えたヨーロッパの古都ゲントは、フランドル美術の中心地として知られています。19世紀ベルギーの独立期にあたっては、フランスなど近隣の影響を受けつつも、中世からの伝統に根ざした独特の文芸が開花しました。本展では、ゲント美術館の収蔵品より、新古典主義から自然主義、印象主義を経て、ベルギー象徴派、表現主義、そして、シュルレアリスムへと展開していく、ベルギー近代美術の流れを絵画作品中心にご紹介します。クノップフ、アンソール、マグリット、デルヴォーといったベルギーの巨匠たちと共に、ベルギー美術に影響を与えたコロー、ミレー、クールベ、そしてココシュカ、キルヒナー、エルンストらによる西洋近代絵画の名品を並行して展示します。
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ワークショップ+鑑賞会。「見る」「知る」「遊ぶ」でもっと展覧会を楽しもう!
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ラウル・セルヴェの「クロモフォビア」と「夜の蝶」(ポール・デルヴォーの絵画のアニメ化)を上映。
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ゲント展をもっと楽しむための三夜にわたるレクチャーです。知られざるベルギーの魅力を紐解いてみませんか?
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ベルギーの古都、ゲントからやってくる100年前の魅力的な絵画たち。一見穏やかな風景画、ミステリアスな肖像画…。展示室にただよう、この不思議な空気は何だろう?絵の中の迷宮で、あなたのダンスが生まれます。
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ココシュカ、レームブルック、バルラッハなどドイツ表現主義の作家たちに大きな影響を与えたジョルジュ・ミンヌ。ゲント生まれのこの彫刻家を中心に、知られざるベルギーの近代美術を語っていただきます。
刊行物
目次「ゲント美術館と近代美術」ロベール・ホーゼー「近代ベルギー美術とヴラーンデレン(フランドル)文化」高木陽子カタログI 新古典主義II ロマン主義III バルビゾン派、自然との出会いIV 呼応するベルギーV レアリスムから自然主義までVI 印象主義VII 新印象主義VIII 象徴主義IX アンティミスムX フォーヴィズムの諸傾向XI 表現主義と構成主義XII シュルレアリスムと魔術的レアリスム作家解説関連年表(1748-1945)ゲント市の歴史と魅力主要参考文献出品リスト作品データおよび文献/Appendix奥付編集・翻訳:高松市美術館(毛利直子)、世田谷美術館(遠藤望、清水真砂、髙嶋雄一郎)、いわき市美術館(柴田百合子)、埼玉県立近代美術館(梅津元、大久保静雄、大越久子、中村誠、平野到、前山裕司)テキスト・エッセイ執筆:ロベール・ホーゼー(ゲント美術館館長)、高木陽子(文化女子大学助教授)、酒井忠康(世田谷美術館館長)、毛利直子(高松市美術館学芸員)、牧野裕二(高松市美術館学芸員)、柴田百合子(いわき市立美術館学芸員)、前山裕司(埼玉県立近代美術館学芸主幹)デザイン:馬面俊之制作:インターパブリカ、アートエディット発行:読売新聞社、美術館連絡協議会©2005