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企画展(終了)
「夢」をキーワードに、ルソーの魅力とその影響を探る 世田谷美術館は、今年開館20周年を迎えます。1986年に「芸術と素朴」展をもって開館。以来、芸術における素朴なるもの、ひいては芸術における初心とは何かを問いかけることを活動の核としてまいりました。この秋、世田谷美術館では、20周年を記念して、活動の象徴的な存在ともいえるアンリ・ルソーを正面からとりあげる企画展を開催いたします。この不思議な魅力にあふれる画家の世界をご紹介すると同時に、アンリ・ルソーが私たち日本人にどのように捉えられてきたのかを検証し、ご紹介する企画です。素朴なる一老画人の見た夢は、いかにして日本にたどり着き、現在の私たちの心に触れるのでしょうか。そして、ルソーの夢は、日本の芸術家たちにどのような夢を描かせたのでしょうか。本展においては、第1章で日本のコレクションに入ったルソー作品、第2章でルソーに続き、素朴派の発掘の端緒を開いた「聖なる心の画家たち」の作品、第3章で日本近代の画家・写真家とルソーの関わり、そして終章として、現代作家とルソーをそれぞれ紹介展示いたします。ルソーの人と作品が内包する「夢の力」を多くの皆様にご鑑賞いただければ幸いです。
イベント(終了)
ふんわり浮かぶ夢のような作品をもとに、ダンスをつくりませんか?踊ったことのない人でも大丈夫!発表会は閉館後の「誰もいない美術館で」行います!
イベント(終了)
100円でルソーの作品をイメージしたカード、カンバッチなど、その場で参加して作ることができます。
イベント(終了)
『アンリ・ルソー楽園の謎』などの著書のあるルソー研究の第一人者、岡谷公二氏による講演会。
イベント(終了)
世田谷美術館に見たこともない夢のジャングルが出現!!ルソーの夢見たジャングルを立体で作って、絵の中にはいってみよう!
刊行物
目次「「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」について」酒井忠康「ルソーの1世紀―アンリ・ルソーと日本の近・現代美術」遠藤望カタログI ルソーの見た夢II 素朴派たちの夢III ルソーに見る夢日本近代美術家たちとルソー(1)洋画日本近代美術家たちとルソー(2)日本画日本近代美術家たちとルソー(3)写真IV 現代のルソー像「清澄な夢―松本竣介とアンリ・ルソー」村上博哉「アンリ・ルソー憧憬―植田正治と日本光画協会の写真家たち」蔦谷典子「アンリ・ルソー年譜」編:石崎尚「展覧会関連年表」編:石崎尚「参考文献」編:髙嶋雄一郎出品目録奥付編集:世田谷美術館、愛知県美術館、島根県立美術館、東京新聞執筆:酒井忠康、遠藤望、髙嶋雄一郎、石崎尚、村上博哉、蔦谷典子、柳原一徳翻訳:マーサ・マクリントックデザイン:梯耕治制作:印象社発行:東京新聞、NHK、NHKプロモーション著作権:世田谷美術館、愛知県美術館、島根県立美術館、東京新聞、NHK、NHKプロモーション ©2006〔英訳を収録した別冊あり:© 2007 Setagaya Art Museum〕
ブログ
「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢~稗田一穂氏に聞く」ゲスト:稗田一穂氏(日本画家)ナビゲータ:石崎尚(当館学芸員)-「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」展出品作家の稗田一穂氏は、戦後一貫して新しい日本画を制作してきました。世田谷区在住でもある稗田氏に、ルソーが日本画に与えた影響やご自身の作品について、お話を伺いました。※インタビュー中に言及されている稗田氏の出品作《豹のいる風景》1952年 当館蔵《そよ風》1951年 和歌山県立近代美術館蔵※セタビPodcastingについて
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「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢~小杉小二郎氏に聞く」ゲスト:小杉小二郎氏(洋画家)ナビゲータ:石崎尚(当館学芸員)-「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」展出品作家の小杉小二郎氏は、現在東京とパリにアトリエを構えて制作をされています。芸術家一家に生まれた小杉氏に、ルソーやパリについて、お話を伺いました。※セタビPodcastingについて