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美術館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では、「北川民次展―メキシコから日本へ」展の会期中、企画展とコラボした期間限定メニューが登場します。北川もメキシコ時代に食べていたかもしれない「ブリトー」「ケサディーヤ」をご提供いたします。※ランチタイム(11:00~14:00)は、お食事をお召し上がりのお客様に限らせていただきます。各種 1,500円(税込)※ティータイム(14:30~17:00)は、お飲み物とセットの販売となります。各種 2,000円(税込)展覧会と併せて、コラボメニューもぜひお楽しみください。レストランwebサイトはこちら
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美術館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では、「須田国太郎の芸術――三つのまなざし」展の会期中、企画展とコラボした期間限定メニューが登場します。須田国太郎の軌跡を辿ったコース料理で、出身地である京都、そして留学していたスペイン・マドリードを意識した、旬の食材やその地方の料理を取り入れた夏らしいメニューとなっています。5,000円(税込)※コーヒー・紅茶付きコラボメニューの販売は、7/6(土)~9/8(日)のランチタイム(11:00~14:00 LO)のみ。数量限定(1日10食)となりますので、売り切れの時はご了承ください。展覧会と併せて、コラボメニューもぜひお楽しみください。レストランwebサイトはこちら
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民藝の器で味わうスイーツが数量限定で登場します!世田谷美術館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では4月24日(水)~6月30日(日)の期間、「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」展とコラボレーションし、「民藝展スペシャルコラボデザート」(1日限定10食)をご提供します。デザートの器を手がけたのは、民藝運動に深く関わった濱田庄司の志を受け継ぐ濱田窯。MOGI Folk Art からのヒントを得て、濱田友緒が本展のために特別にデザインしました。デザートは器を介して、和と洋の調和を図った特別なパルフェをご準備しました。和をイメージした白玉やあずき、季節のフルーツのムースやゼリー、2 種のスポンジ生地を使用した 8 層仕立ての豪華なパルフェです。インパクトのあるトッピングはなんといちご飴。どこか懐かしい、特別な大人のパルフェをお楽しみください。※写真はすべてイメージですご紹介したコラボメニューは展覧会会期中、コーヒー又は紅茶付きで2,500 円(税込)となります。※1日限定10食、無くなり次第、終了●レストラン「ル・ジャルダン」提供時間:12:00~16:00定 休 日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日が休業となります)営業時間:ランチタイム 11:00~15:00、ティータイム 15:30~18:00(Lo.17:00)、ディナータイム 17:00~※ディナータイムは要予約※ただし5/7~6/30は、ランチタイム11:00~14:00、ティータイム 14:30~18:00(Lo.17:00)、ディナータイム 17:00~※ディナータイムは要予約レストランwebサイトはこちら
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フィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルト(1898-1976)と、その妻、アイノ・アアルト(1894-1949)。互いの才能を認めあい、影響しあい、補完しあいながら作品をつくり続けたアアルト夫妻。これまで注目される機会の少なかったアイノの仕事にも着目することで、アアルト建築とデザインの本質と魅力を見つめ直し、新たな価値と創造性を見出そうとする展覧会を、6月20日まで世田谷美術館では開催中です。美術館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では、「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話」展の会期中、企画展とコラボした期間限定メニューをご用意しています。北欧で有名な「サーモン」「ソーセージ」「ベリー」と、季節の野菜を使用して、フィンランドをイメージした料理をお楽しみください。オードブル:ノルウェーサーモンのミキュイ カクテルサ…オードブルは《ノルウェーサーモンのミキュイ カクテルサラダ プランタニエール》。低温で調理された半生のサーモン、色とりどりのエディブルフラワー(食用花)と春野菜に、味も食感も異なる4種のゼリー仕立てのソースを合わせたサラダは、口いっぱいに春の訪れを感じさせてくれることでしょう。アントレ:グリルドソーセージの盛り合わせ(グリッリマ…アントレの《グリルドソーセージの盛り合わせ(グリッリマッカラ)》では、桜チップで燻製された3種類のソーセージをお楽しみいただける一皿です。マスタードには、北欧料理では定番のハーブ「ディル」が使用されており、甘味の中にも爽やかさが広がり、ソーセージとの相性はピッタリです。フィンランド料理には欠かせないジャガイモを使った、マッシュポテトと一緒にお楽しみください。メイン:牛肉と野菜の煮込み(カリヤランシチュー)とラ…メインのお肉料理は《牛肉と野菜の煮込み(カリヤランシチュー)とライ麦パンのグラタン仕立て》。フィンランドの伝統的な家庭料理であるカリヤランシチューを、パンを美味しく食べていただくために、パンの器に入れ、グラタン仕立てにしました。お野菜はインゲン、芽キャベツ、ニンジン、新ジャガイモ、カブなど、春野菜の旨味も味わえる絶品です。デザート:ベリーのパイと焼きチーズケーキ ジャルダン風デザートは《ベリーのパイと焼きチーズケーキ ジャルダン風》。ブルーベリー、クランベリー、ストロベリーを使ったパイと、塩味の強いクリームチーズを使用した焼きチーズケーキに、牛乳で作ったアイスクリームが添えられています。甘味も塩味も楽しめる、贅沢なデザートプレートで、大満足です。ご紹介したコラボメニューは展覧会会期中、コーヒー又は紅茶付きで4000円(税込)となります。北欧ビールもご用意しています。展覧会と併せて、コラボメニューもぜひお楽しみください。
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日本の抽象絵画のパイオニアとして知られる画家・村井正誠(1905―1999)の創作の魅力をご紹介する展覧会「村井正誠 あそびのアトリエ」展の会期中、美術館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では展覧会のコラボメニューをご用意しています。村井正誠の抽象絵画を思わせる色や形を意識したお料理や、村井正誠のゆかりの土地の食材などを使ったお料理が楽しめます。アミューズ:水まんじゅう/ジャルダンスタイルまずは、村井正誠の出身地の岐阜県名産の水まんじゅうをヒントにしたアミューズから。餡の代わりに村井正誠が少年時代を過ごした和歌山県産のフルーツを使った、つるんとした触感の水菓子のようなアミューズです。オードブル:テリーヌ・7種のソース続くオードブルは、まさに村井正誠の抽象絵画のような一品です。テリーヌの白地にくっきりと映える黒い四角形はイカ墨で、赤はパプリカの色です。梅や、ほうれん草、レモン、オニオンなど7種のソースでお楽しみください。スープ:本日のデミスープ旬の野菜をたっぷり使った具だくさんのスープの後は、いよいよメインのお魚料理とお肉料理です。村井正誠は、青年時代、渡仏して当時の最先端の美術潮流の刺激を受けました。メインのお料理には、村井正誠が旅で訪れたリンゴのお酒や乳製品で有名なフランスのノルマンディー地方のテイストを加えています。お魚料理:サーモンのノルマンディー風お魚料理は、少し熱を加え旨味を引き立てたお刺身用のノルウェーサーモンに、バターでソテーした甘酸っぱいリンゴを添えています。シードルと生クリームのコクがあるけれどさっぱり感のあるソースは、香りづけにカルヴァドスを使っています。お肉料理:滋味豊かな豚肉の朴葉焼き・カマンベールディ…お肉料理はカマンベールチーズのディップとともに、村井正誠の故郷の岐阜県の郷土料理の朴葉焼きにアレンジした豚肩ロースをお召し上がりいただく一品です。デザート:料理長の特別な一品デザートは、春らしい旬の苺の赤がアクセントのそれぞれ異なる触感や味わいの3種のスイーツをお楽しみいただけます。コラボメニューは展覧会会期中1日20食の限定で、パン、コーヒー又は紅茶付きで4400円(税込)です。日ごとに桜の蕾が膨らんでくる砧公園の景色をご覧いただきながらお食事をお楽しみください。
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美術館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では、「奈良原一高のスペイン――約束の旅」展の会期中、コラボ展覧会とのコラボメニューをご用意しています。奈良原一高は1962年から65年にかけてヨーロッパに滞在し、その間3度にわたりスペインを訪れています。そこで撮影されたシリーズ<スペイン 偉大なる午後>、東京での展覧は半世紀ぶりとなります。奈良原が憧れ、愛した地スペインの雰囲気を楽しめる、彩り豊かなお料理をご紹介します。アミューズ:トマトコンフィとトマトゼリーとサングリアアミューズ&アペリティフは≪トマトコンフィとトマトゼリーとサングリア≫。展覧会のチラシデザインのメインカラーのオレンジ色からインスピレーションを受け、あえて赤ではなくオレンジ色のトマトを使い、トマトの透明なゼリーとエディブルフラワー(食用花)でカラフルな一皿。オードブル:ローストビーフのサラダ仕立て 自家製パン…オードブルはシート状にしたトマトペーストを闘牛の赤いマントに見立てた≪ローストビーフのサラダ仕立て 自家製パンを使ったボカティージョと共に≫。自家製のパンはスペイン風オムレツを挟み、上にはハモン・セラーノを乗せたボカティージョ(スペイン式サンドウィッチ)とともに、肉とトマトの旨味をお楽しみください。メイン:2つの車海老 グラタンとコロッケメインのお魚料理はスペイン料理でよく使われる食材、海老を使った≪2つの車海老 グラタンとコロッケ≫。グラタンはオランディーズソース、コロッケはトマトクリームソースで、味も食感も違う2つの海老料理が味わえる絶品です。メイン:イベリコ豚の網焼き パエリア風お肉料理は≪イベリコ豚の網焼き パエリア風≫。スペイン料理といえば、イベリコ豚とパエリア。そんな2つを、見事にフランス料理にした一品。最後に別添えのスープをかけると、また違う味わいをお楽しみいただけます。デザート:クレマカタラーナとチュロス みかんのババロ…デザートは≪クレマカタラーナとチュロス みかんのババロアのクレープ包み≫。クレームブリュレによく似たカタルーニャ地方の洋菓子クレマカタラーナは、濃厚に焼き上げたお店ご自慢の冷凍プリンでできています。甘味も酸味も楽しめる、贅沢なデザートプレートです。ご紹介したコラボメニューは展覧会会期中、コーヒー又は紅茶付きで4000円(税込)となります。スペインのワインやビールもご用意しています。展覧会と併せて、コラボメニューもぜひお楽しみください。
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美術館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では「チェコ・デザイン100年の旅」展の会期中、アール・ヌーヴォーや、チェコ・キュビスムなどの様々なチェコ・デザインを視覚的にイメージして、秋の季節感とチェコの伝統料理の要素を取り入れた欲ばりメニューをご用意しています。展覧会の作品点検のために来日していたチェコ人たちからも大好評だったお料理をご紹介します。アミューズ:旬のイカと柿のタルタル仕立てアミューズの《旬のイカと柿のタルタル仕立て》は、チェコ・キュビスムをイメージしたサイコロ状のイカを鮮やかなオレンジ色のカラスミで和え、季節の果物の柿のシャーベットと共に楽しんでいただきます。オードブル:アトランティックサーモンのクネルと鶏のテ…オードブルは、《アトランティックサーモンのクネルと鶏のテリーヌ》こちらは、アール・ヌーヴォーの曲線をイメージして、パスタの一種パートフィローの薄皮を、シャリ感のあるズッキーニのスライスを編み込んで覆ったサーモンのクネル(すり身を蒸して卵型に成型したもの)と鶏のテリーヌに添えています。スープ:ほんのり甘い栗のクリームスープ キノコのフリ…シンプルなポットからカップに注いでいただく《ほんのり甘い栗のcreamスープキノコのフリット添え》は、まさに秋の味覚をご堪能いただける一品です。栗の甘味と渋皮の苦みで、まるでチョコレートのように感じるクリーミーなコクのあるスープは、脇に添えられたサクサクして、少し塩味がきいたキノコのフリットとの相性も抜群です。チェコの人たちは、大のキノコ好きで、秋になるとキノコ狩りをする人も多いとのこと。チェコ人も、このスープは、本当に美味しいと感動されていました。プレート:プルーンを詰めた仔牛のクレピネット クネド…更に、そんな、チェコ人たちが、絶賛したのが、メインのプレートの《プルーンを詰めた仔牛のクレピネット クネドリーキ添え》。チェコ版のニョッキのようなクネドリーキが添えられた仔牛のクレピネットは、通常豚を使うところを今回は仔牛を使ってフランス風に仕上げていますが、プルーンのほのかな甘味と良く合った絶妙な味に、「本場に近い味だ」とチェコ人からお墨付をいただきました。デザート:タンバルルエリゼ最後は、キウィやマンゴ―、ラズベリーなどのカラフルで目にも楽しいソースや、チョコレート、キャラメーゼの苦みがアクセントの飴細工とともに、アイスクリームを様々にお楽しみいただける、大満足の一品です。チェコの複雑なデザインの変遷を最後にまとめたかのようなデザートです。展覧会をご覧になった後に、いろいろな作品を思い浮かべながら召し上がっていただけると、一層楽しんでいただけるのではないでしょうか?もちろん、先にお食事いただいてから、あのメニューは、この作品のイメージ?と想像いただくのもよいでしょう。コラボメニューは展覧会会期中1日20食の限定で、パン、コーヒー又は紅茶付きで9月いっぱいは3900円(税込)、10月からは4000円(税込)となります。チェコビール:ピルスナーウルケル(右)、バドバー(左)チェコを代表するビール、ピルスナーウルケルとバドバーもご用意しています。是非お食事とともに一緒にお楽しみください。
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美術館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では「高橋秀+藤田桜――素敵なふたり」展の会期中、展覧会のコラボメニューとして、蒸し暑い夏でも食欲がすすむ、爽やかな香りと口当たりのお料理で構成した素敵なコースをご用意しています。共に90歳前後となった現在も、それぞれの作品の制作を続けている高橋秀・藤田桜夫妻。お二人は、世田谷で結婚生活をはじめ、41年間イタリアのローマに拠点を置き、現在は岡山県倉敷市の沙美海岸にアトリエを構えて暮らしています。今回はそんなおふたりの人生に関わりの深い土地と、作品のイメージを意識したお料理でお食事をお楽しみいただけます。アミューズ:ヤマモモコンポートのジュレまずは、アミューズとして、“果物王国”・岡山ならではのヤマモモのコンポートのジュレから。素朴で繊細なヤマモモのコンポートは、ヤマモモを煮込んだジュースの優しい酸味とほんのりとした香りをきかした透きとおったジュレをまとって登場。オードブル:タコのローマ風マリネ続くオードブルは、柔らかな生蛸のマリネ。藤田桜氏の布貼り絵の作風をヒントにして、布に見立てたカボチャやパブリカなど、色鮮やかな野菜のペーストのシートで巻いて召し上がっていただく一品です。パスタ:岡山産白桃の冷製カッペリーニパスタはやはり岡山産の桃の魅力がたっぷりと楽しめる冷製カッペリーニです。柔らかい白桃の甘酸っぱさと生ハムの塩味が絶妙なバランスで、口いっぱいに桃の香りが広がります。バジルの風味も爽やかさに一役買っています。魚料理:瀬戸内海のブイヤベースメーンの魚料理は、瀬戸内海をイメージした夏仕立てのブイヤベースです。貝の出汁を贅沢に使った磯の香のスープが、季節の魚など海の幸の魅力を引き立たせます。肉料理:仔羊の白ワイン煮 ローマ風そしてメーンの肉料理は、イタリア料理のカチャトーラという仔羊料理をアレンジしたもの。二人が41年間過ごしたローマにちなみ、白ワイン煮のローマ風に仕立てました。柔らかな仔羊を、肉の旨味たっぷりのソースと、きりっとした酸味のきいた白ワインソースの異なる2種のソースで楽しめます。特製デザート最後の締めくくりも、また岡山名産のマスカットの魅力を存分に楽しめる一品です。リキュールを利かせたマスカットのコンポートやシャーベットなど、香り高いさっぱりとした大人の味を、パンナコッタや手作りのバニラアイスのクリーミーな味と一緒に楽しめる、欲張りなデザートです。岡山産の食材やイタリア料理など、高橋秀と藤田桜夫妻の長年にわたる人生に因んだメニューで、暑い夏のひと時をゆっくりとお過ごしいただければ幸いです。展覧会会期中、1日20食の限定です(パン・コーヒーまたは紅茶付で税込3900円)。是非、展覧会とともにお楽しみください。
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2019年4月14日まで開催中の、「田沼武能写真展 東京わが残像」にちなみ、当館のレストラン、ル・ジャルダンでは、特別メニューを召し上がっていただけます。戦後、各地で焼け野原となった街々。そこには、復興をに力を尽くす人々の努力と、はるか遠くに見え隠れする幸福への光の路があったことでしょう。今回の特別メニューは、どこか懐かしく、そして夢と希望が託された品々で彩られています。アミューズアミューズは、旬の素材。菜の花、桜エビなどでつくったソースを添えた帆立貝。そして、同じプレートに、サラダ、トマトをつかったやさしい味付けが特徴のパスタ、具だくさんのミネストローネ、コッペパンが並びます。給食のようなレトロな趣が、懐かしい気持ちを誘います。第2プレートそして、二つめのプレートには、一口大のエビのクリームコロッケ、牛スジの煮込み、そしてトンテキが並びます。下町の洋食屋さんの風情が漂う、取り合わせです。デザート最後のプレートは、デザート。こちらには、練乳の風味が舌に懐かしいアイスクリーム、プリン、そして濃厚な味わいのアップルパイが盛られます。どれも、日本人の生活に洋食がなじみ始めた頃から伝わる、身近な料理です。春風に揺れる木々の梢を眺めながら、どうぞ、ゆっくりとした時間をお過ごしください。ちなみにお値段は、3240円(税込)。おなかいっぱいになること請け合いです。ル・ジャルダンのホームページはこちらです。
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「エリック・カール展 The Art of Eric Cale」が始まり、毎日、抱っこされた赤ちゃんや、小学校入学前の子どもたちなど、たくさんの方々が、エリック・カールさんの絵本の原画を見に来てくれています。 オープン前日の開会式には、カールさんもご出席くださり、「日本のすべてが好き」とのメッセージをいただきました。急遽決まった翌日のサイン会でも一人ひとりに笑顔でサインを書いてくださいました。 さて、美術館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では、『はらぺこあおむし』のあおむしが喜ぶような柔らかな新緑に溢れる砧公園を眺めながら、絵本の世界を食で味わっていただく展覧会特別ランチメニュー「もうひとつの物語」(1日限定20食 税込2800円)をご用意しています。オードブルからデザートまで、カールさんの絵本『はらぺこあおむし』や『パパ、お月さまとって!』、『月ようびは なにたべる?』からヒントを得て創作した楽しいメニューで構成されています。ぜひ、絵本のシーンを思い浮かべながら召し上がっていただければ幸いです。※なお、5月1日(月)は、セタビカフェのみの営業で、レストランは休業させていただきます。
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昨年放送されたドラマ「とと姉ちゃん」の影響もあって、「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」展は、毎日多くのお客様にご来場いただいています。当館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では、会期中、花森の装幀により暮しの手帖社から出版されたお料理のレシピ集『一皿の料理』と現在も販売中の『おそうざい風外国料理』に掲載されているレシピをアレンジした特別メニューのコースを企画しています。昭和の食卓に豊かさを提案したお料理は、現在も魅力的です。『一皿の料理』のシャリアピン・ステーキは、すりおろした玉ねぎに漬け込むことで、柔らかくなった牛の赤味を堪能できる一皿です。仕上げのマデラ酒をプロの技で利かせるのが、レストランならではかもしれません。メーンのステーキはそのままで、スープとオードブルを少し替えて、3月11日までの第1弾(上の画像)と3月12日からの第2弾(下の画像)で、1日限定20食をご用意。パンとコーヒー(または紅茶)に、春らしいピンクが鮮やかな、口いっぱいにイチゴの香りがふわっと広がるムースのデザートつきです。(税込3400円)一皿によって、日々の暮しが楽しくなる『暮しの手帖』のお料理。展示されている作品とともにゆっくりと味わってみてはいかがでしょう。その後…特別メニューの第2弾が始まりましたので、追記してお知らせいたします。オードブルとスープがさらに春を感じるメニューに変わりました。桜の開花までもう少し。お料理から春の予感をお楽しみください。
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いよいよ夏本番となりました。アルバレス・ブラボが撮影した、からっとした日差しの中でのメキシコの人々の暮しは、蒸し暑い日本の事情とは、だいぶ違うようです。視覚だけではなくメキシコ気分を味わうには、メキシコビールが近道でしょう。レストラン「ル・ジャルダン」では、夏の午後にぴったりな、冷えたビールとスパイシーなメキシコ料理のおつまみをご用意しています。「メキシカンオードブル盛り合わせ」(税込1200円)は、ライム風味のメキシコの魚介のマリネ(セビーチェ)や、パプリカのきいたトマトや玉葱のさっぱりした味のサルサソースなどをトルティーヤチップスとともに、お楽しみいただけます。ボリュームが欲しい方は、ちょっとピリ辛の甘いソースとお肉のジューシーさとが絶妙なバランスの「スペアリブ」(税込1200円)はいかがでしょう。爽やかなレモンがアクセントの「牛肉のグリルレモン タバスコバターソース」(税込1500円)もお勧めです。いずれも、1皿で、2人~3人シェアして楽しむことができる内容です。メキシコビールとともにゆっくり時間をかけて夏のひと時をお過ごしください。ランチの特別メニュー(税込2300円)は、セビーチェと、牛肉のグリルに、トルティーヤが添えられます。ズッキーニの甘みを実感できるクリームスープと、デザートのオレンジ風味のプリンも加わったコースです。(コーヒーまたは紅茶付)視覚と味覚で、是非この夏はセタビでメキシコ気分をご堪能ください!
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「竹中工務店400年の夢」展に関連して、美術館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では、竹中工務店が1935(昭和10)年に手掛けた洋風建築のホテルの先駆け、雲仙観光ホテルの幻のメニューの再現に挑戦します!雲仙観光ホテルは、外国人観光客をもてなすために建てられました。日本在来建築の様式を活かし、豪壮華麗さと素朴で簡潔なコテージ趣味を兼ね備えたクラシックホテルとして現在も愛され続けています。2003(平成15)年には、雲仙天草国立公園の街並みづくりの貴重な景観構成要素として、国の登録有形文化財にも指定されています。その雲仙観光ホテルに遺された開業当時の1枚のメニュー。料理を締めくくるデザートの「レモンアイスクリーム」のみ、現在も同ホテルのオリジナル・メニューとして提供し続けられているものの、他のメニューのレシピは残っていません。そこで、「竹中工務店400年の夢」展の会期中、レストランでは、往時のフレンチをイメージしたランチコースに挑戦しました。前菜の「オイルサーディンのオードブル」は、大ぶりのマイワシを使って、ルッコラとイタリアンパセリの鮮やかな緑のソースをアクセントに。スープは、「コンソメスープ野菜入り」ということで、透みきった琥珀色のコンソメスープを。一さじ口にはこぶと、じっくりと煮込んだ牛と野菜の旨みが口の中いっぱいに広がります。水晶のようなタピオカの存在が、食感にさりげなく変化をもたらします。メインは、柔らかくて甘みのある国産牛を使った「サーロインステーキ デミグラスソース」。そして、最後は現在も同ホテルで提供している伝統の「レモンアイスクリーム」。ミルクにレモンの爽やかさが優しく広がる、クラシカルなさっぱりしたデザートです。昭和初期の洋風建築の雰囲気を食から想像してみてはいかがでしょう?展覧会で展示されている雲仙観光ホテルの建築写真や図面などを思い描きながら、洋風スタイルが憧れだった時代の正統派フレンチの味を是非ご堪能いただければ幸いです。展覧会会期中、1日20食の限定です。(パン・コーヒーまたは紅茶付で税込3000円)是非この機会にお楽しみください。メニューの詳細はレストラン ル・ジャルダンのホームページ をご覧下さい。