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企画展（終了）

福田繁雄展《終りの始まり》 福田美蘭展《99年から新作絵画まで》　

　本展は、区内在住の作家　福田繁雄と福田美蘭に焦点をあて、ご紹介します。　福田繁雄は、大阪の万国博覧会のポスターをはじめ、国際ポスターコンクールなどで数々の賞を受賞し、海外でも高い評価を受けているグラフィック界の巨匠です。その作品はユーモアとエスプリに溢れ、私たちを不思議な視覚世界に誘います。　一方、福田繁雄の長女福田美蘭は、新人画家の登竜門安井賞を受賞、原美術館や国立国際美術館などで個展を開催するなど現在、最も注目されている画家のひとりです。彼女の作品は、私たちに従来の絵画がもつ主体性、オリジナリティーに疑問をなげかけます。　両者とも、新作に意欲的に取り組み、展覧会場は、わたしたちの固定観念を外す不思議な世界にあふれ、こどもからおとなまでたのしめることでしょう。

刊行物

『福田繁雄展　福田美蘭展』 〔2冊1組〕　

目次〔福田繁雄展〕ごあいさつ「父と娘・二人展に寄せて」大島清次「〈いにしえのはじまり〉福田繁雄の眼について」勅使河原純図版福田繁雄年譜奥付〔福田繁雄展〕編集：世田谷美術館（石井幸彦、清水真砂）デザイン：福田繁雄翻訳：マーサ・マクリントク制作：印象社発行：世田谷美術館©2001目次〔福田美蘭展〕ごあいさつ「福田美蘭の新作絵画について」石井幸彦図版福田美蘭経歴ChronologyList of WorksComment of Works奥付〔福田美蘭展〕編集：世田谷美術館（石井幸彦、清水真砂）デザイン：福田繁雄制作：印象社発行：世田谷美術館©2001