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「世田谷美術館コレクション選 わたしたちは生きている!セタビの森の動物たち」展関連企画 「蛙犬プロジェクト Frog Dog Project」 お披露目パフォーマンス+トーク
空っぽの展示室にてパフォーマンスのお披露目。そしてアーティストによるトーク!イタリアを拠点に活動するアーティスト、吉田萠による空想の動物〈蛙犬〉。吉田の幼少期の記憶や体験などから生まれたこの不思議な存在とともに、ワークショップに参加されたみなさんが創作したパフォーマンスをお披露目します。パフォーマンスのお披露目会場は、「わたしたちは生きている!セタビの森の動物たち」展が終わり、空っぽになった1階展示室。終演後には今回のプロジェクトを振り返るトークもたっぷりお送りします。ぜひどなたでもお越し下さい。・A4チラシ(PDF)~〈蛙犬〉とは?~吉田萠が幼い頃、恐怖の対象であった動物が「蛙」と「犬」。この2種の動物にまつわる個人的な体験などを出発点に、「人間社会と動物の関係」について思いをめぐらせたイメージが作品のモチーフとなっている。彫刻作品である〈蛙犬〉は棒づかい人形でもあり、それらから派生したドローイング作品も展開中。企画原案:吉田 萠 (美術家)Photo:堀 哲平1998年渡伊、2004年ボローニャ美術学院絵画科卒業。現代美術と劇空間を表現活動の場として制作を行っている。最近の主な仕事に、個展「蛙犬」(GALLERY TAGA2、東京、2021年)、グループ展「イタリア俗語」(イタリア文化会館、東京、2021年)、「SENZA SAPERE DOVE – POETICHE DEL FUORI(どことも知れず――外部の詩情)」(Villa Davia、サッソ・マルコーニ、イタリア、2023年)など。ヴェジェッティ作品への参加として、人形劇「ペレアスとメリザンド」(Swedish Cottage Marionette Theater、ニューヨーク、2017年)、パフォーマンス「風が吹く限りずっと――ブルーノ・ムナーリのために」(世田谷美術館、2018年)、細川俊夫作曲オペラ「班女」(サントリーホール、2009年/カタパルトオペラ、ニューヨーク、2022年)、コラボ作品として「視線の地獄 モーリス・メーテルリンクの人間と動物の世界より」(MAMboボローニャ近代美術館、2019年)などがある。ゲストディレクター/コレオグラファー:ルカ・ヴェジェッティ (演出家・振付家)Photo:堀 哲平1990年より振付家、演出家として活動。作品はWorks & Processグッゲンハイム、マーサ・グラハムダンスカンパニー、シテ・ドゥ・ラ・ミュジック等で制作・上演され高い評価を得てきた。近年の仕事に原案・演出・振付を手がけた「左右左」(横浜能楽堂とジャパン・ソサエティー〈ニューヨーク〉の共同制作、2017年)、ジェローム・ロビンス作品を再読・新演出した「Watermill」(ブルックリン音楽アカデミー、2018年)、サルバトーレ・シャッリーノ作曲オペラ「Infinito Nero」(ボローニャ、2021年)など。美術館のための作品に、パフォーマンス/ビデオインスタレーション「Scenario」(MART、ロヴェレート、2016年)、パフォーマンス「風が吹く限りずっと――ブルーノ・ムナーリのために」(世田谷美術館、2018年)、演能を世田谷美術館の空間のために再考した「夢の解剖――猩々乱」(世田谷美術館、2021年)、2009年に日本初演を手懸けた細川俊夫作曲オペラ「班女」の新演出(カタパルトオペラ、ニューヨーク、2022年)などがある。