2012.07.16
締切り
ました
「村山知義の宇宙」展関連企画
中野成樹+フランケンズ「現在に『スカートをはいたネロ』を試演する」
「村山知義の宇宙」展関連企画
中野成樹+フランケンズ「現在に『スカートをはいたネロ』を試演する」
村山知義の代表的な戯曲『スカートをはいたネロ』を取り上げ、村山の演劇人としての側面に迫る注目の企画!
1924年、築地劇場『朝から夜中まで』の舞台装置で好評価を得た村山は、その後歌舞伎役者の河原崎長十郎らと劇団「心座」を立ち上げ、演劇人としての活動を本格化、またプロレタリア文化活動に傾倒していきます。『スカートをはいたネロ』は、その渦中にある1927(昭和2)年に書かれた人形芝居で、26歳の村山が作・演出・装置を手がけました。物語は、18世紀後半のロシア帝国の冷酷無慈悲な女帝を描くことで、身分制社会の構造を批判する内容になっています。
本企画は、村山が生きた時代の表現活動の根底にあった問い=「いま(コンテンポラリー)の表現とは何か」を、同じ精神で現代演劇に切り込んでいる演出家・中野成樹(なかのしげき)によって浮かび上がらせる試みです。中世・近代の"名作翻訳劇"を、「誤意訳」という独自の戯曲解釈と現代のリアルな身体で現代演劇として再生し、注目を集める中野。台本を忠実に用いながらも、音楽性あふれる構成とシンプルな美術により、エレガントにしてポップに仕立て上げ、多くの演劇ファンを魅了しています。今回は、自らのカンパニー「中野成樹+フランケンズ」を率いて試演します。ぜひ展覧会と併せてご覧下さい。お得なセット券(公演+展覧会チケット)をご予約いただけます。
(※ご予約の際、備考欄に、13:00/15:00/17:00 のうちご希望回をご記入下さい。)
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出演
構成・演出:中野成樹
出演:福田毅、竹田英司、野島真理、石橋志保、斎藤淳子、小泉真希、北川麗
キュレーション:岡崎松恵(NPO法人Offsite Dance Project)
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日時
2012年7月16日(月・祝) 13:00/15:00/17:00開演(開場は各回15分前)
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申込締切日
先着
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申込方法
お得なセット券(公演+展覧会チケット)を予約できます。備考欄に必ず希望回をご記入下さい。公演のみのチケットは当日先着順にて受付・販売。
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会場
当館講堂
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定員
各回150名 (先着) 各回、定員になり次第締め切ります
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参加費
ホームページ限定予約(公演+展覧会チケット)=1300円/当日(公演のみ)=1000円/当日の展覧会チケットをお持ちの方=500円
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その他
主催:公益財団法人せたがや文化財団世田谷美術館
企画協力:NPO法人Offsite Dance Project
写真:中野成樹+フランケンズ『スピードの中身』より (会場:所沢航空発祥記念館)
>>プレスリリース