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終了

2020.12.19 - 03.28

ミュージアム コレクションⅢ
美術家たちの沿線物語 田園都市線・世田谷線篇

開催概要

1907年に世田谷で最初に開通し、“玉電”の愛称で親しまれた玉川電気鉄道。現在は、渋谷から二子玉川に向かう東急田園都市線と、三軒茶屋から分岐し下高井戸へと至る東急世田谷線に、その名残をとどめています。
“玉電”沿線では、1913年、都内初の高級分譲地である桜新町が開発されたのをはじめ、1923年の関東大震災以降、次第に宅地化が進み、多くの美術家たちもまた、広い土地にアトリエをもとめて移り住みました。本展では、この沿線にゆかりの美術家たちを取り上げ、数々のエピソードとともに作品をご紹介します。
1919年、三宿駅近くに画室「白田舎」を建てた日本画家・平福百穂と、歌人・斎藤茂吉との交流。関東大震災の後、駒澤大学の校舎および図書館の再建に携わった建築家・菅原栄蔵と、菅原が構想した駒沢芸術家村のアトリエに住んだ洋画家・向井潤吉。桜新町に千坪の農園を営んだ家具作家・林二郎と、その近隣に住んだ洋画家・緑川廣太郎や小説家・志賀直哉ら文化人の交流の輪。1930年代に写真家・桑原甲子雄がとらえた世田谷ボロ市の風景など――。美術家たちの創作と交流の足跡、沿線で織りなされた、さまざまな物語をお楽しみください。

基本情報

会期:
2020年12月19日(土)~2021年3月28日(日)
※新型コロナウイルス感染症の影響により、会期を変更いたしました。
開館時間:
10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:
毎週月曜日(祝・休日の場合は開館、翌平日休館)、12月28日(月)~1月4日(月)
※1月11日(月・祝)は開館、翌1月12日(火)は休館
会場:
世田谷美術館 2階展示室

●ご来館に際してのお願い《こちらをクリック》

観覧料

(個人)
一般 200円/65歳以上 100円/大高生 150円/中小生 100円
(団体)
一般 160円/65歳以上 80円/大高生 120円/中小生 80円
  • 団体は20名以上
  • 小・中学生:土曜、日曜、祝・休日は無料
  • 障害者の方:個人は100円(団体は80円)。ただし小中高大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
  • 学生証・障害者手帳など、確認できるものをご提示ください
  • 同時開催の企画展チケットで本展をご覧いただけます

開催概要

1907年に世田谷で最初に開通し、“玉電”の愛称で親しまれた玉川電気鉄道。現在は、渋谷から二子玉川に向かう東急田園都市線と、三軒茶屋から分岐し下高井戸へと至る東急世田谷線に、その名残をとどめています。
“玉電”沿線では、1913年、都内初の高級分譲地である桜新町が開発されたのをはじめ、1923年の関東大震災以降、次第に宅地化が進み、多くの美術家たちもまた、広い土地にアトリエをもとめて移り住みました。本展では、この沿線にゆかりの美術家たちを取り上げ、数々のエピソードとともに作品をご紹介します。
1919年、三宿駅近くに画室「白田舎」を建てた日本画家・平福百穂と、歌人・斎藤茂吉との交流。関東大震災の後、駒澤大学の校舎および図書館の再建に携わった建築家・菅原栄蔵と、菅原が構想した駒沢芸術家村のアトリエに住んだ洋画家・向井潤吉。桜新町に千坪の農園を営んだ家具作家・林二郎と、その近隣に住んだ洋画家・緑川廣太郎や小説家・志賀直哉ら文化人の交流の輪。1930年代に写真家・桑原甲子雄がとらえた世田谷ボロ市の風景など――。美術家たちの創作と交流の足跡、沿線で織りなされた、さまざまな物語をお楽しみください。

会場風景

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