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終了

1989.11.03 - 12.20

「シャガールのシャガール」展
パリ,ポンピドーセンター国立近代美術館コレクション

開催概要

1985年、97年にわたる生涯を閉じたシャガールは、20世紀を代表する画家の一人としてしられております。その死後、手元に残されていた作品は、遺族の手によって相続税の代納として国家に納められました。画家が生前決して手放そうとはしなかったこれらの作品の中には、初期から晩年にいたる名作の数々が含まれており、それだけに画家の精神の深層が開示されているものと思われます。今回の展観は、そのうちの代表的なものに、従来からのパリ、ポンピドーセンター国立近代美術館の収蔵品を加えて、油彩48点、デッサン・水彩など98点、版画集5点の計151点により、いわば知られざるシャガールの全貌を明らかにしようとするものであります。20世紀がその最後の10年を迎えようとしている今日、この世紀を横断的に生きたシャガールの残した巨大な足跡を振り返ることは、近代へ向けて少なからぬ意義を有するものであると確信します。

基本情報

会期:
1989年11月3日(金)〜12月20日(水)
開館時間:
10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:
毎週月曜日
会場:
世田谷美術館 展示室

開催概要

1985年、97年にわたる生涯を閉じたシャガールは、20世紀を代表する画家の一人としてしられております。その死後、手元に残されていた作品は、遺族の手によって相続税の代納として国家に納められました。画家が生前決して手放そうとはしなかったこれらの作品の中には、初期から晩年にいたる名作の数々が含まれており、それだけに画家の精神の深層が開示されているものと思われます。今回の展観は、そのうちの代表的なものに、従来からのパリ、ポンピドーセンター国立近代美術館の収蔵品を加えて、油彩48点、デッサン・水彩など98点、版画集5点の計151点により、いわば知られざるシャガールの全貌を明らかにしようとするものであります。20世紀がその最後の10年を迎えようとしている今日、この世紀を横断的に生きたシャガールの残した巨大な足跡を振り返ることは、近代へ向けて少なからぬ意義を有するものであると確信します。

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