柳原義達(1910−)は現代日本を代表する具象彫刻家の一人として、高い評価を受けています。
柳原義達は、「生命」が立ち上がることに人間存在の根本を見出し、『犬の唄』に代表される裸婦像や、鳩や鴉をモチーフとした『道標』のシリーズなど、生きる証しとしての彫刻の連作を次々に発表し、戦後の具象彫刻の世界に新風を吹き込みます。人間に対する深い愛情と慈しみに裏打ちされたその表現は、見るものに静かな感動を呼び起こすでしょう。
本展では、柳原義達の代表的なブロンズ彫刻約80点に、滞欧作から最新作の素描約60点を加え、生命力溢れる柳原芸術の魅力をご紹介します。
柳原義達は、「生命」が立ち上がることに人間存在の根本を見出し、『犬の唄』に代表される裸婦像や、鳩や鴉をモチーフとした『道標』のシリーズなど、生きる証しとしての彫刻の連作を次々に発表し、戦後の具象彫刻の世界に新風を吹き込みます。人間に対する深い愛情と慈しみに裏打ちされたその表現は、見るものに静かな感動を呼び起こすでしょう。
本展では、柳原義達の代表的なブロンズ彫刻約80点に、滞欧作から最新作の素描約60点を加え、生命力溢れる柳原芸術の魅力をご紹介します。