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世田谷美術館公式YouTubeでは、美術館での鑑賞の仕方を学べる2つの動画を公開中です。1つは、現在開催中の展覧会「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」の会場からお届けする、安心してお子様とともに美術館を楽しんでいただくための動画です。【世田美チャンネル】こぐまちゃんとびじゅつかん(約6分)→世田美チャンネルをYoutubeで見るこの動画は、子どもと一緒に美術館に行って大丈夫?といったご心配や、親子での鑑賞が初めてという「美術館デビュー」をこれから迎える方に、安心して美術館を楽しんでいただけるように制作したものです。展示室の様子がご覧いただけるとともに、親子で学べる美術館での鑑賞の仕方のほか、ベビールーム(授乳室)、美術館のカフェなどもご紹介しています。もう1つは「おうちで100円ワークショップ」でおなじみの、ルソー人形くんと一緒に世田谷美術館をまわり、そこで出会う人たちから美術館でのお約束について学ぶ動画です。【セタビチャンネルJr.】美術館でのおやくそく(約17分)→【セタビチャンネルJr.】をYoutubeで見るこちらは、ぜひ小中学生のみなさんにご覧いただきたい動画です。美術館での鑑賞の際に、みなさんに守っていただきたい3つのお約束「走らない」「さわがない」「さわらない」があります。そのお約束を守ってほしい理由を、小中学生にもわかりやすくご紹介しています。夏休みに動画で美術館の鑑賞の仕方を学んで、美術館に遊びに来てください!
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みなさんは美術館にいらしたことがありますか?きれいなもの、不思議なもの、みたことのないものまで、、美術館では長い間ひとからひとへと受けつがれてきた人類にとってのたからものを大事にほかんしています。そのため、美術館には守ってほしいおやくそくがあります。いったいどんなおやくそくがあるのでしょう?今回、美術館デビューするルソー人形くんといっしょに美術館をまわって、そこで出会う人たちにおやくそくについて教えてもらいましょう。後日、動画のうら側エピソードもブログに公開予定です。お楽しみに。【セタビチャンネルJr.】美術館でのおやくそく(17分10秒)→【セタビチャンネルJr.】美術館でのおやくそくをYoutubeで見るデジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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世田谷美術館では2003年より小学校4年生~中学生を対象とした夏休みイベント「ナイトツアー」を開催しています。しかし、コロナ禍も2年目となる今年も、昨年に続き、対面での「ナイトツアー」はできず、YouTube動画視聴、個人での来館、zoom参加を組み合わせた複合参加型イベントとして開催しました。7月のある日、世田谷美術館に怪盗イバテスより予告状が届く。web上で捜査に協力してくれる探偵の助手を募集!犯行を未然に防ぎ、怪盗の正体を暴け!!第1幕 「怪盗からの予告状」→第1幕 「怪盗からの予告状」をYoutubeで見る 第2幕 「狙われた作品を探せ!」→第2幕 「狙われた作品を探せ!」をYoutubeで見る 第3幕 「真犯人はだれだ!」→第3幕 「真犯人はだれだ!」をYoutubeで見る デジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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セタビチャンネルJr. 「こども美術大学 第3話 りんごを色で描く① 色は何色ある? ~あなたは本当のりんごを知っていますか?」セタビチャンネルJr.こども美術大学の第3話です!このシリーズでは、絵を描くこと、作品を作ることはどういうことか?彫刻家の三宅先生が美術の本質にせまります!スタッフ・キャストは当館の講座「美術大学」修了生の自主映画制作サークル「セタビ映画人」と職員です。セタビチャンネルJr.「こども美術大学 第3話 りんごを描く ~あなたは本当のりんごを知っていますか?」(約20分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るキャスト三宅先生 三宅一樹(彫刻家・世田谷美術館美術大学講師)つばき 曽根椿まどか 林まどかあきら 高橋昭学芸員 東谷千恵子(世田谷美術館学芸員)スタッフ西山均西美江竹内俊彦斉藤義雄豊田喜夫デジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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昔々のお話です。世の中は悪いことをする人々ばかりになったために、怒った神様は地上を洗い流す洪水を起こして、人間を滅ぼすことにしました。ですが、正しい人であるノアとその家族だけは助けようと、ノアに大きな大きな方舟(はこぶね)を作ることを命じます。そして、ノアと妻、3人の息子とその妻の計8人、それからすべての動物のオスとメス1組をその方舟に乗せるように言いました。方舟が完成して7日後に降り始めた雨はその後40日も続き、150日のあいだ地上は水であふれました。やがて、方舟は山の上にとまりました。ノアたちが方舟を出て、神様に感謝をすると、神様は「人を滅ぼすような洪水は二度と起こさない」と約束し、空に虹をかけたのです。これは、旧約聖書に出てくる有名なお話です。そして、なんとこの洪水が起こった日も聖書に記されています。ノア600歳(!)の2月17日、つまり今日です!(ただし、正確には今と暦がちがいます)現在開催中の展覧会「器と絵筆―魯山人、ルソー、ボーシャンほか」では、このお話の一場面を描いた作品が展示されています。フェルディナン・デスノスの《ノアの方舟の建造》です。美しい夕焼け・・・ですが、遠くの空を見ると早くも雲行きはあやしく。鳥たちは何を見ているのでしょう? 骨組み状態の方舟はまだまだ完成しそうにありません。方舟を作るノアとその家族たち。(ノアと妻、3人の息子とその妻の計8人のはずですが、人間は10人いるように見えるような?) 手伝う動物たち。ゾウ、ヤギ、サル、それぞれオスとメスがいます。もう1匹のヘビはどこにいるか見つけられましたか?マンモス?? ドラゴン?? 方舟に乗れなくて絶滅してしまった動物たちでしょうか?それともオスとメスがそろわなかったのでしょうか?ナゾの動物シリーズ・・・ひょっとしてイエティ(雪男)、または宇宙人ですか? 遠くに見える立派な建物。バベルの塔のようにも見えます。 バベルの塔は、同じく旧約聖書のお話です。ノアの方舟よりもずっと後の時代ですが、神様に挑戦するように高い塔を作り、やっぱり神様を怒らせてしまいます。この時の罰は人間の言葉をいくつかにわけ、全世界の人が誰とでもおしゃべりできないようにする、というものでした。それまではみんな同じ言葉をしゃべっていたのですね。作品のテーマは決して楽しいものではないのですが、嵐を前に一所懸命に人間と動物たちが協力して働く様子が細かく描かれていて、発見も多く、ツッコミ所も満載で、いつまでも見ていられる作品です。何千年か前の「今日は何の日?」のお話でした。デジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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その作品を見ていると、想像がふくらんで、いろいろな物語が思い浮かぶ―そんな作品のひとつが世田谷美術館にあるオルネオーリ・メテッリの《楽師と猫》(1937年 油彩、カンヴァス)です。あなたにはどんな物語が聞こえてきますか?オルネオーレ・メテッリ《楽師と猫》1937年 油彩、…オルネオーレ・メテッリ(1872年―1938年)イタリアのテルニに生まれたメテッリさんはくつを作る仕事をしていました。また、オーケストラでトロンボーンやチューバも吹いていました。絵を描き始めたのは50歳を過ぎてからです。生きている間には認められませんでしたが、今ではイタリア素朴派を代表する画家と言われています。セタビチャンネルJr.「世田谷美術館の展示室から④~物語が聞こえる オルネオーレ・メテッリ「楽師と猫」」(約9分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るデジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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ジュニア向け(小学校高学年~中学生)のコンテンツ「世田美チャンネルJr.」第2弾・第3弾です。②「ようこそ世田谷美術館へ」は、美術館の利用の方法などについて、クイズを交えてご案内します。セタビクイズにあなたは何問正解できるでしょう?また③「魯山人とルソー」は、世田谷美術館の代表作ともいえる北大路魯山人の作品とアンリ・ルソーの作品について見所をご紹介します。1本の動画としてもお楽しみいただけますので、2本つづけてご覧ください。セタビチャンネルJr.「世田谷美術館の展示室から②~ようこそ世田谷美術館へ」(約15分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るセタビチャンネルJr.「世田谷美術館の展示室から③~魯山人とルソー」(約15分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るデジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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セタビチャンネルJr.こども美術大学の第2話です!このシリーズでは、絵を描くこと、作品を作ることはどういうことか?彫刻家の三宅先生が美術の本質にせまります!スタッフ・キャストは当館の講座「美術大学」修了生の自主映画制作サークル「セタビ映画人」です。キャスト 三宅先生 三宅一樹(彫刻家・世田谷美術館美術大学講師)つばき 曽根椿まどか 林まどかあきら 高橋昭りんご売り 豊田喜夫学芸員 東谷千恵子(世田谷美術館学芸員)スタッフ 西山均西美江竹内俊彦斉藤義雄セタビチャンネルJr.「こども美術大学 第2話 りんごを選ぶ ~あなたは本当のりんごを知っていますか?」(約16分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るデジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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世田谷美術館では2003年より小学校4年生~中学生を対象とした夏休みイベント「ナイトツアー」を開催しています。コロナ禍の今年はオンラインで実施しましたが、それまでのナイトツアーはどのように行われていたのかを振り返ります。今回は2019年の『高橋秀+藤田桜 素敵なふたり』(2019年7月6日-9月1日)展に関連して開催したナイトツアー2019「ぴのっきおと7つの絵本」をダイジェスト版の動画でご紹介します。展覧会では、藤田桜さんが挿絵を担当した『ぴのっきお』を始め、合計8つの絵本の原画が展示されていました。ナイトツアーは、8つの絵本の内容がごちゃまぜになったバッドエンディングの読み聞かせから始まります。さて、数々の謎を解いて、ハッピーエンドに導くことができるでしょうか? →過去のナイトツアーより~ナイトツアー2019「ぴのっきおと7つの絵本」をYoutubeで見る幸福の金のガチョウの羽(ダチョウではありません)≪8つの絵本のあらすじ≫『ぴのっきお』学研おはなしえほん 1971年2月号ぴのっきおはぜぺっとじいさんが木でつくった人形。なまけものでいたずらが大好きです。『スパゲティならまけないわ』学研ワールドえほん 1984年9月号ぺぴーののおよめさんはスパゲティが大好き!スパゲティならいくらでも食べられます。『あるばーのとおよめさんともうひとり』学研ワールド絵本 1981年10月号なまけもののあるばーのは、およめさんともうひとり「びんぼうがみ」とくらしています。『おひめさまはぼろぼろふくがすき』学研ワールド絵本 1983年8月号きれいな服にあきたおひめさまは、ぼろぼろの服をきた男とふくをこうかんしました。『きんのがちょう』学研おはなし絵本 1972年1月号こころやさしいぬけさくは、こびとのおじいさんから金のがちょうをもらいました。『みずうみはなぜこおる』学研おはなし絵本 1972年12月号おつきさまは、おさかなが安全に眠れるように、みずうみに氷をはります。『とりのともだち』学研おはなし絵本 1974年10月号「とり」はやさしくしてくれた友達の「木」の行方を捜します。『とってもおいしいサルシッチェ』学研ワールド絵本 1989年12月号マリザかあさんの作るサルシッチェ(イタリア風ソーセージ)は村一番!王様だってお気に入り。デジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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世田谷美術館では2003年より小学校4年生~中学生を対象とした夏休みイベント「ナイトツアー」を開催しています。コロナ禍の今年はオンラインで実施しましたが、それまでのナイトツアーはどのように行われていたのかを振り返ります。今回は2015年に『金山康喜のパリ』(2015年7月18日-9月6日)展に関連して開催したナイトツアー2015「金山さんとの約束」の内容をご紹介します。なお、この文は2015年に発行された当館ニュースレターに掲載されたものです。2015年8月29日、夏の最後を締めくくる当館の名物イベント「ナイトツアー」が行われました。このイベント、もともと当館のボランティア=鑑賞リーダーからの提案で始まりました。動物園で夜に活動する動物たちを見るのと違って、窓もない美術館の展示室というのは、昼だろうが夜だろうが、基本的に変わりはないのです。違いがあるとすれば、他にお客様がいないこと。つまり、貸切であることです。鑑賞リーダーからよく聞く不満は、子どもたちを案内するときに感動の声すら遮らなければならないこと。さわっちゃいけない、はしっちゃいけない、大きな声でさわいじゃいけない、この3大タブーのうち、3つ目だけは夜の美術館では許されるのです。年に一度、思いっきり子どもたちに美術館を楽しんでもらうのが、当館のナイトツアーです。ゲーム感覚で謎を解きながら、作品の本質を味わっていく、という特別な鑑賞ツアーなのです。では、2015年のナイトツアーを紙上ドキュメントでご体験いただきましょう。18:30 ナイトツアースタート!参加者は事前に募集した小学4~6年生45名。閉館後、受付で名札をもらって講堂へ。同じ色の名札の4,5人で1グループとなります。18:40 展覧会紹介ビデオの怪まずは、開催中の『金山康喜のパリ』展の紹介ビデオを見ます。展覧会の担当学芸員が金山の作品と人生を語ります。「33歳という若さで死んでしまった金山さんはどんなに無念だったでしょう。きっと、もっともっと絵が描きたかったに違いありません・・・」。すると途中で突然、画面が乱れ、薄暗い部屋に人影らしきものが映ります。「・・・ぼくはもっともっと絵を描きたかった。子どもの頃からやりたいことをちゃんと考えておけば良かった」と独白するこの人物は金山の亡霊でしょうか? 彼は、紙を破っては名札のようなものに詰め込んでいます。いったい何をしているのでしょう?18:50 第1の謎会場に明かりが戻るやいなや、子どもたちは自分たちの下げている名札を見ます。さっきのビデオで謎の人物が何かを入れていたのはこの名札じゃなかっただろうか?中を探ると紙の破片が。グループ全員の紙片をつなぎ合わせると美術館の地図が現れました。第1の謎19:00 金山の亡霊グループにひとつだけの懐中電灯を頼りに、真っ暗な館内を地図の指示通りに進んでいくと地下のある部屋にたどり着きます。部屋に入ると、先ほどビデオに写っていたのと同じ人影が・・・。その人物は無言のまま、彼らに封筒を手渡します。金山の亡霊19:10 指示書の解読封筒にある指示に従い、手に入れたカードキーで関係者以外立入禁止のバックヤードの扉を開けます。いよいよ美術館の裏側へ。指示書の解読19:20 夜の美術館夜の美術館のバックヤードには怪しい人たちがたくさんうごめいています(もちろん、演出です!)。バックヤードでは、巨大エレベーターや収蔵庫、秘密の扉などを守る「番人」たちからの数々の難題をクリアし、キーワードやアイテムを手に入れて、展示室まで進んでいきます。収蔵庫の番人19:40 金山の亡霊への誓いついに展示室。金山康喜の絵に描かれているモチーフをすべて集め「最後の扉」を開けると、そこに再び金山の亡霊が現れ、「君たちが33歳までに叶えたいことをぼくに誓ってくれ」と言います。ひとりずつ「わたしは絵をたくさん描きます」「ぼくはサッカー選手になります」「結婚して子どもを3人持ちます」など、夢を声に出します。「早くに目標を持ってがんばれば、きっと叶う。君たちは悔いのない人生を生きて」と金山の亡霊は子どもたちにメッセージを伝えます。金山の亡霊への誓い20:00 エンディング全員が金山への誓いを終えると、明かりが付きます。既に金山の姿はなく、彼の作品だけが並んでいます。子どもたちは金山が33年という短い人生の中で、魂をそそいで描いた作品をじっくり鑑賞するのでした。ゲームクリア後の作品鑑賞余談ですが、金山の亡霊役をやった某学芸員は、当初嫌々引き受けたものの45人もの子どもたちから真剣に夢を誓われ、思わず感涙したそうです。デジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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当館では、開館当初より、子どもたちに美術をもっと身近におもしろく感じていただくために、様々な普及活動をおこなってきました。2020年の今年は新型コロナ感染症の影響で、どのイベントも通常通りに開催することができず、代わりにこのブログを通じての「動画配信」という形で様々な取り組みに挑戦中です。そのひとつに、毎年恒例の夏休みの子どもイベント「ナイトツアー」がありました。「ナイトツアー」は通常、参加者である子どもたちが閉館後の美術館をストーリーに沿って探検するのですが、今年はライブを含むドラマ仕立ての動画配信でおこないました。題してナイトツアーon-line 2020「展示室の白い影」。山場は当館初のライブ配信。8月15日19時から20分に及ぶ長回しワンカット一発勝負の収録。この無謀ともいえるチャレンジ、なんとか無事に終了することができました。最初の5分ほど、ホームページと動画がリンクしないという不備があり、一部の方にご迷惑をおかけいたしました。当日ライブでリアルタイムにご覧になった方は107名でした。ありがとうございました。ナイトツアーは2003年から毎年開催しています。普段、他のお客様もいらっしゃる美術館では、子どもたちの感動の歓声まで注意せねばならないため、当館のボランティア=鑑賞リーダーからの、たまには展示室で子どもたちにのびのび思いっきり騒いでもらいたい、という要望で始まった企画です。内容はその時開催中の展覧会に合わせて様々ですが、バックヤードを含む、館内全域を探検し、美術館の仕事や役割、マナーなども学びつつ、ゲーム感覚で楽しめるものとしています。企画・実施は鑑賞リーダーと当館普及スタッフでおこなっています。特に、ここ数年顕著なのは鑑賞リーダーでもあり、当館の映画講座OBでもある方々の大活躍です。今年の「展示室の白い影」は、実は一昨年の「没後40年 濱田庄司展」に関連しておこなったナイトツアーの続編のお話となっていました。ナイトツアーの夜、ものを大切に思わない鑑賞リーダーの「竹内」が、たまたま濱田庄司の陶芸作品に引き寄せられて美術館にやってきた道具の化身・つくもがみの怒りを買い、そのとばっちりで試練を受けることになった参加者の子どもたちは、人間がものを大切にしている証明をしていく、といった内容でした。最後には子どもたちのおかげで「竹内」も、ものを大切にする心を取り戻し、めでたしめでたし。はい、その「竹内」、今回はすっかり改心し、前編に登場しています。ナイトツアー2018「7人のつくもがみ」2020年3月、世の中が予想もしなかった状況となり、美術館でも全てのイベントが次々と中止になってしまい、不慣れなオンラインやリモートでのイベントに切り替えざるを得ない中、「本物に」「直に」「対面で」にこだわってきた普及担当としては複雑な思いを抱えていました。少しでも生でリアルなイベントをおこないたいと「そうだ!ナイトツアーをライブでやろう!」と思い立ったのはゴールデンウィーク頃。その後、次々に襲い来る課題の山。まず、当館は通信環境が絶望的に整っていないのです。いろいろ考えた結果、スタート地点のライブラリーからLANを繋ぎ、なんと100メートル近いケーブルを引きずりながら有線で配信をおこなうことに。LANケーブルが命綱ライブの内容を簡潔にするために録画での配信部分も作り、また当日問題が発生した場合に代わりに配信する動画も予め用意することにしました。予備動画撮影風景予告編、前編を収録した7月半ば、再び感染者が急増し、録画配信に留めた方がよいのではないか、というスタッフ内の議論はライブ前日まで続きました。リハーサルを最小限にし、打合せはオンラインでおこない、当日も美術館に集まるのは最低限の出演者のみとし、決行することにしました。リハーサル風景リハーサル風景予告編に出てくる美術館の職員は本人たちですが、本編の出演者、全体に関わるスタッフは全員ボランティアです(不肖、わたし以外)。当館では「美術大学」という年間にわたる総合的な美術講座を開催しているのですが、実技授業の中に「映画」があり、修了後に自主制作映画を作っているサークルのようなものがあります。芝居もできる、カメラも回せる、何より美術館愛がある、これだけの人材をもっている美術館はそうはないだろうと自負しています。YouTubeライブの映像をチェックする出演者たちナイトツアー予告編、前編、後編(ライブ)、エピローグは今からでも当館HPデジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」→こちらよりご覧いただくことができます。エピローグ撮影風景
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セタビチャンネルJr.新シリーズスタートです!このシリーズでは、絵を描くこと、作品を作ることはどういうことか?彫刻家の三宅先生が美術の本質にせまります!スタッフ・キャストは当館の講座「美術大学」修了生の自主映画制作サークル「セタビ映画人」です。キャスト三宅先生 三宅一樹(彫刻家・世田谷美術館美術大学講師)つばき 曽根椿まどか 林まどかあきら 高橋昭学芸員 東谷千恵子(世田谷美術館学芸員)スタッフ西山均西美江竹内俊彦斉藤義雄セタビチャンネルJr.「こども美術大学 第1話 りんごを描く ~あなたは本当のりんごを知っていますか?」(約18分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るデジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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ついにスタートしました!ジュニア向け(小学校高学年~中学生)のコンテンツ「セタビチャンネルJr.」です。第1回目は現在展示されている吹田文明先生の木版画についてのご紹介です。ジュニア向けとなっていますが、内容は本格的!なんと大物ゲストのご登場⁈ 大人の方も是非ご覧いただければと思います。今後、この「セタビチャンネルJr.」では、美術館でご覧いただける作品のご紹介や展覧会のご案内、美術館の仕事や美術のこと、いろいろな視点から広く「美術」について楽しくおもしろく、お届けする予定です。お楽しみに!セタビチャンネルJr.「世田谷美術館の展示室から① 吹田先生の木版画」(約17分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るデジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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ナイトツアーon-line 「展示室の白い影」 エピローグ→ナイトツアーon-line「展示室の白い影」(エピローグ)をYoutubeで見る予告編 公開中 ⇒ こちらをクリック! 前編 公開中 ⇒ こちらをクリック! 後編 8月15日(土)19時より公開中 ⇒ こちらをクリック!エピローグ 公開中 ⇒ こちらをクリック!デジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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夏休みの恒例イベント「ナイトツアー」、今年はオンラインで開催しました!8月15日の夜、世田谷美術館では、何かが起きる? 閉館後に展示室に出現するという白い影を確かめに、美術館ボランティアのつばきとまどかは、いよいよ今夜、閉館後の美術館を探検します。ナイトツアーon-line 「展示室の白い影」 後編 ※8月15日(土)19:00~ 公開中!→ナイトツアーon-line「展示室の白い影」(後編)をYoutubeで見る予告編 公開中 ⇒ こちらをクリック! 前編 公開中 ⇒ こちらをクリック! 後編 8月15日(土)19時より公開中 ⇒ こちらをクリック!エピローグ 公開中 ※コンプリート特典あり ⇒ こちらをクリック!対 象: スマホ、パソコン、タブレットをお持ちでインターネット環境のある方。 内容は小学校4年生以上向けとなります。参加方法: 動画配信後、当館ブログよりご覧いただけます。参加費: 無料※通信環境の不具合や状況などにより、ライブから録画配信となる場合もありますのでご了承ください。デジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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夏休みの恒例イベント「ナイトツアー」、今年はオンラインで開催しました!8月15日の夜、世田谷美術館では、何かが起きる? 美術館ボランティアとして研修中のつばきとまどかは、ふと、あるウワサを耳にして・・・。ナイトツアーon-line 「展示室の白い影」 前編→ナイトツアーon-line「展示室の白い影」(前編)をYoutubeで見る予告編 公開中 ⇒ こちらをクリック! 前編 公開中 ⇒ こちらをクリック! 後編 8月15日(土)19時より公開中 ⇒ こちらをクリック!エピローグ 公開中 ※コンプリート特典あり ⇒ こちらをクリック!対 象: スマホ、パソコン、タブレットをお持ちでインターネット環境のある方。 内容は小学校4年生以上向けとなります。参加方法: 動画配信後、当館ブログよりご覧いただけます。参加費: 無料※通信環境の不具合や状況などにより、ライブから録画配信となる場合もありますのでご了承ください。デジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
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夏休みの恒例イベント「ナイトツアー」、今年はオンラインで開催しました!8月15日の夜、世田谷美術館では、何かが起きる? ハラハラドキドキ秘密の美術館を大公開!ナイトツアーon-line 「展示室の白い影」 予告編→ナイトツアーon-line「展示室の白い影」(予告編)をYoutubeで見る予告編 公開中 ⇒ こちらをクリック! 前編 公開中 ⇒ こちらをクリック! 後編 8月15日(土)19時より公開中 ⇒ こちらをクリック!エピローグ 公開中 ※コンプリート特典あり ⇒ こちらをクリック!対 象: スマホ、パソコン、タブレットをお持ちでインターネット環境のある方。 内容は小学校4年生以上向けとなります。参加方法: 動画配信後、当館ブログよりご覧いただけます。参加費: 無料※通信環境の不具合や状況などにより、ライブから録画配信となる場合もありますのでご了承ください。デジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら