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企画展(終了)
本展は、韓国の人と生活に焦点を絞り、現代韓国の大衆文化を広く紹介することを目的としています。とくに今回は、人と人を結びつけるための場、あるいは契機としての「メディア」に着目し、都市を中心にした大衆文化の現在を多彩にご紹介します。この場合のメディアとは、単にテレビや新聞だけではなく、家庭の生活空間から儀礼や儀式、さらにはストリート・ファッション、広告、映画、音楽など、日常生活に溢れる幅広い視聴覚表現までをも含みます。(街中の本屋を再現したコーナーでは実際に雑誌を手にとってご覧いただくこともできます。)そこには、今日の韓国に生きる市井の人々のさまざまな表情が、生き生きと写し出されているはずです。本展を通して、韓国の人々の日常感覚=匂いのようなものを感じ取っていただければ幸いです。
刊行物
目次ご挨拶韓国大衆文化展―開催までの経緯と考え方伝統と現代が共存する韓国文化の象徴・ビビンバ韓国大衆文化展 おもな展示物1. 映像メディア2. 印刷メディア「今、韓国の大衆文化は幸福か」李東淵(イ・ドンヨン)/文化評論家3. ストリート・メディア4. ストリート・ファッション5. 安房(アンパン/韓国の伝統的な部屋)6. アパート7. 精神の木(オブジェ)「大衆文化は涙であり歌だ」韓水山(ハン・スサン)/作家・世宗大学教授8. 儀式メディア9. 「日韓の若手歌手がみたソウル・東京の24時間」金芝鉉〔異体字:あいだの切れた草冠(+ +)〕(ルビ:キム・ジヒョン)、馬野訓子(ルビ:うまののりこ)謝辞奥付編集:朝日新聞社(帯金章郎、松本拓生)、世田谷美術館(川口幸也)アート・ディレクション:全俊○〔火偏+昔の日部分が半〕(省谷美術館)デザイン:金龍煥(省谷美術館)翻訳:崔壮源(チェ・ジャンウォン)制作:祥文社印刷発行:朝日新聞社 ©2002