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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第12弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。今回も前回に引き続き、皆さんから送っていただいたクロッキーのご紹介となります。聞き手は当館普及担当の東谷です。自宅で毎日3分クロッキー 第12回(約24分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見る今回ご紹介する4名の方は、たまたまですが、愛猫、愛犬のクロッキーを送ってくださいました。「命」と向き合うこと、そこにもクロッキーの本質があるように思います。動画内で言い尽くせなかったことについて、三宅さんから次の文をお送りいただきました。この講座の目指すところは、絵を上手く描くことや、人に見せることではありません。 クロッキーとは究極のところ、対象と「向き合うこと」だと思います。描くことで相手と直接向き合い、対話をする方法の一つとしてクロッキーがあるのです。 最愛の対象(相手)をクロッキーすることは、その対話時間に至福を感じ、そっとしたためる行為なのではないでしょうか。三宅一樹三宅一樹:クロッキー《愛犬なっちゃん》2003年講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など展覧会情報三宅一樹 木彫刻展 “聖櫃(せいひつ)”会期:2021年6月22日(火)~7月2日(金)時間:11:00-17:00(会期中無休)会場:壺中居 東京都中央区日本橋3-8-5入場無料※社会状況においては、やむを得ず会期等が変更となる場合もございます。 お手数ですが最新情報つきましては、壺中居HP(https://kochukyo.jp) でご確認ください。「ライアン・ガンダーが選ぶ 収蔵品展」※三宅一樹 木彫刻作品《YOGA-逆さの氣息》が出品されております。 会期:現在臨時休館中 2021年6月1日(火)再開〜6月24日(木)←会期延長しました時間:11:00-19:00(会期中無休)会場:東京オペラシティアートギャラリー 東京都新宿区西新宿3-20-2電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)※お手数ですが最新情報つきましては、東京オペラシティアートギャラリーHP(https://www.operacity.jp/ag/) でご確認ください。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第11弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。前回、皆さんのクロッキーを募集したところ、たくさんの方から力作をお送りいただきました。今回から3回にわたって、ご紹介させていただきたいと思います。1回目の今回は、毎回ご応募くださるベテランの方も多かったため、本質に迫る鋭い講評となっているかと思います。ステップアップを目指す方必見です。聞き手は当館普及担当の東谷です。自宅で毎日3分クロッキー 第11回(約47分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見る三宅一樹:クロッキー《台湾パイナップル》ボールペン三宅一樹:クロッキー《台湾パイナップル》ボールペン三宅一樹:メモ・クロッキー《フィボナッチ数列観察メモ》ボールペン三宅一樹:メモ・クロッキー《フィボナッチ数列観察メモ…講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など展覧会情報三宅一樹 木彫刻展 “聖櫃(せいひつ)”会期:2021年6月22日(火)~7月2日(金)時間:11:00-17:00(会期中無休)会場:壺中居 東京都中央区日本橋3-8-5入場無料※社会状況においては、やむを得ず会期等が変更となる場合もございます。 お手数ですが最新情報つきましては、壺中居HP(https://kochukyo.jp) でご確認ください。「ライアン・ガンダーが選ぶ 収蔵品展」※三宅一樹 木彫刻作品《YOGA-逆さの氣息》が出品されております。 会期:現在臨時休館中 2021年6月1日(火)再開〜6月24日(木)←会期延長しました時間:11:00-19:00(会期中無休)会場:東京オペラシティアートギャラリー 東京都新宿区西新宿3-20-2電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)※お手数ですが最新情報つきましては、東京オペラシティアートギャラリーHP(https://www.operacity.jp/ag/) でご確認ください。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染症拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りします。美術大学の講師で“葉っぱ”を制作のテーマとしている「葉画家(ようがか)」群馬直美さんのアトリエ便り第7弾。群馬さんは何人かのアーティストとシェアして「石田倉庫」といういくつかの建物からなる倉庫にアトリエをかまえています。昨年秋、倉庫の大家さんから依頼を受けて、その倉庫の壁に壁画を描いたとのこと。今回はその壁画をご紹介いただき、制作の過程についてお話を伺いました。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。群馬さんアトリエ便り第7回(約36分)→「群馬さんアトリエ便り」をYoutubeで見る石田倉庫壁画プロジェクト2021.3茂井健司 槇島藍 群馬直美 宮坂省吾 星野裕介※「石田倉庫の壁画な日々」で検索すると壁画制作の動画がご覧いただけます。(ショートバージョン51秒 / ロングバージョン25分)講師プロフィール群馬直美(葉画家)葉画家(ようがか)。群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウインドー・ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から、“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。1991年、より緻密な描写のできるテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。世田谷美術館美術大学20期(2006年)より実技・絵画の講師を務めるまた、2019年12月10日~2020年1月13日に世田谷美術館2階ライブラリー前スペースにて「群馬直美 神の仕業―下仁田ネギの一生」展を開催。展覧会情報群馬直美展『どんなときでも夢みていいんだよ』 ※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止となりました会期:2021年5月21日(金)~ 6月1日(火)時間:9:30-17:00会場:国営昭和記念公園 花みどり文化センター(ギャラリー4)入場無料群馬直美展『どんなときでも夢みていいんだよ』(PDF)群馬直美『葉っぱ描命』もうすぐ出版するよ! 記念展会期:2021年6月5日(土)~27(日)時間:11:00-17:00場所:カミカワハウス(カフェギャラリー) ※月火はお休み群馬直美『葉っぱ描命』もうすぐ出版するよ! 記念展(PDF)※新型コロナウィルス感染症防止のため、開催を中止及び変更することがございます。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第10弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。この動画の第1弾を配信して、丁度1年が経ちました。皆さん、クロッキー続けていらっしゃいますか?今回は、続けるためのコツ、そして、ずっと続けていらっしゃる方に向けてもっと深めるための方法についてお話いただきました。聞き手は当館普及担当の東谷です。自宅で毎日3分クロッキー 第10回(約32分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見る次回は皆さんの作品をご紹介させていただきたいと思います。ずっと続けている方も、始めたばかりの方も、是非作品をお送りください(動画内で全部をご紹介はできないと思いますので、ご了承お願いします)。作品をお送りいただける方は、【5月11日(火)まで】に以下から参加者登録をお願いいたします。募集詳細は登録者の方にメールで直接お送りいたします。携帯電話でドメイン指定受信を設定されている場合は美術館からのメールを受け取れるように設定をお願いいたします。→登録はこちら三宅一樹:デッサン《鰰丸干図(描き始め)》三宅一樹:デッサン《鰰丸干図(描き始め)》三宅一樹:デッサン《鰰丸干図(鉛筆描画終了時)》三宅一樹:デッサン《鰰丸干図(鉛筆描画終了時)》三宅一樹:デッサン《鰰丸干図》鉛筆、アクリル三宅一樹:デッサン《鰰丸干図》鉛筆、アクリル三宅一樹:デッサン《大根図》鉛筆、アクリル三宅一樹:デッサン《大根図》 鉛筆、アクリル講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など展覧会情報三宅一樹 木彫刻展 “聖櫃(せいひつ)”会期:2021年5月18日(火)~28日(金) ※会期が変更になりました 2021年6月22日(火)〜7月2日(金)(予定)時間:11:00-17:00(会期中無休)会場:壺中居(東京都中央区日本橋3-8-5)入場無料三宅一樹《聖猫櫃-バンダジB》楠による一木彫 2020年 h.52cm三宅一樹:《聖猫櫃-バンダジB》楠による一木彫 20…デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。今回も引き続き「自宅で毎日3分クロッキー」の番外編として、講師の三宅一樹さんのアトリエからお送りします。今回は美味しい珈琲をいただきながら、アトリエでの制作に対する思いについてお話を伺いました。「自宅で毎日3分クロッキー」番外編 「彫刻家・三宅一樹さんのアトリエ便り その4」(約11分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見る三宅一樹《Holy Cat- 聖唐櫃》(完成作)2021年 ヒマラヤ杉神木三宅一樹《Holy Cat- 聖唐櫃》(完成作)20…コーヒーメーカーもご自身でカスタマイズコーヒーメーカーもご自身でカスタマイズ 講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。今回も引き続き「自宅で毎日3分クロッキー」の番外編として、講師の三宅一樹さんのアトリエからお送りします。今回は近々開催される個展に向けて制作中の新作についてお話を伺いました。「自宅で毎日3分クロッキー」番外編 「彫刻家・三宅一樹さんのアトリエ便り その3」(約14分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見る三宅一樹《Holy Cat- 聖唐櫃》(制作途中)2021年 ヒマラヤ杉神木三宅一樹《Holy Cat- 聖唐櫃》(制作途中)2…三宅一樹《Holy Cat- 聖櫃A》2020年 大湫神明杉三宅一樹《Holy Cat- 聖櫃A》2020年 大…講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。今回も引き続き「自宅で毎日3分クロッキー」の番外編として、講師の三宅一樹さんのアトリエからお送りします。今回は三宅さんが制作にあたって使い分けている様々な道具についてご紹介いただきました。「自宅で毎日3分クロッキー」番外編 「彫刻家・三宅一樹さんのアトリエ便り その2」(約16分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見るたくさんの種類のハンマーたくさんの種類のハンマー使い込んで短くなった鑿使い込んで短くなった鑿彫刻ノミの道具箱彫刻ノミの道具箱講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。今回は「自宅で毎日3分クロッキー」の番外編として、講師の三宅一樹さんのアトリエからお送りします。「自宅で毎日3分クロッキー」番外編 「彫刻家・三宅一樹さんのアトリエ便り その1」(約15分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見る三宅一樹《手》1987年三宅一樹《手》1987年三宅一樹《貴船水神》2011年三宅一樹《貴船水神》2011年三宅一樹《碌山研究》2019年三宅一樹《碌山研究》2019年講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第9弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。今回は、前回に引き続き、今までの動画で三宅さんの背景に展示してあった三宅さんの作品についてお話いただきました。三宅さんのライフワークである圧巻の「御神木」シリーズ、また原点となっているデッサンについてご紹介いただきます。自宅で毎日3分クロッキー 第9回(約27分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見る三宅一樹:着彩デッサン《芦生大桂》鉛筆、柿渋 2015年三宅一樹:着彩デッサン《芦生大桂》鉛筆、柿渋 201…三宅一樹:石膏デッサン《ゲタ》鉛筆 1991年三宅一樹:石膏デッサン《ゲタ》鉛筆 1991年講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第8弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。これまでの動画で、三宅さんの背景に作品が飾られていましたが、それが毎回変わっていることに皆さんはお気づきでしたでしょうか?その時のテーマに沿って、選んでいるという三宅さんの作品について、今回はお話をお伺いします。自宅で毎日3分クロッキー 第8回(約34分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見る三宅一樹:着彩クロッキー《鬼柚子》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《鬼柚子》アクリル三宅一樹:ドローイング《磐座女神》ボールペン 2011年三宅一樹:ドローイング《磐座女神》ボールペン 201…講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りします。美術大学の講師で“葉っぱ”を制作のテーマとしている「葉画家(ようがか)」群馬直美さんのアトリエ便り第6弾。前回、お送りしたのはツタの花が開花した7月でしたので、少し、間が空いてしまいました。アトリエのツタはすでに少し紅葉が始まっているとのことです。今回は、現在手掛けている「ツタ連作」の最初の1枚「ツタの芽吹き」がほぼ完成に近づいたということで、その制作の過程をご紹介いただきました。画面共有の設定を間違えたため、画像が小さくなってしまいました。できれば大きい画面でご覧ください。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。群馬さんアトリエ便り第6回(約29分)ツタの芽吹き1 ×8.3 アトリエの東側の外壁…写真・えんぴつでの下書きテンペラでの下書きテンペラ1色目描き始め8日目群馬直美(葉画家)葉画家(ようがか)。群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウインドー・ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から、“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。1991年、より緻密な描写のできるテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。世田谷美術館美術大学20期(2006年)より実技・絵画の講師を務めるまた、2019年12月10日~2020年1月13日に世田谷美術館2階ライブラリー前スペースにて「群馬直美 神の仕業―下仁田ネギの一生」展を開催。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講し、その修了生を対象とした「ステップアップ講座」も毎年開催しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。この「自宅で毎日3分クロッキー」も当初はステップアップ講座の一環として始まったものです。講師はデッサン講座を担当していただいている三宅一樹さんです。第7弾となる今回は、前回に引き続き、参加者の皆さんから募集した着彩クロッキーのご紹介をし、また感想や質問にお応えする形でお送りします。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。自宅で毎日3分クロッキー 第7回(約27分)三宅一樹:着彩クロッキー《南瓜断面図》アクリル内部断面の輝くかぼちゃ色は、絵具でメモしたいと思いました。三宅一樹:着彩クロッキー《南瓜断面図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《秋刀魚図》アクリル今年は貴重なサンマ。生鮮魚の命は新鮮さ。サラッと最低限の混色を心掛けました。三宅一樹:着彩クロッキー《秋刀魚図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《秋刀魚塩焼図》アクリル塩焼の表現には苦心しました。しかしリキテックスは、悪戦苦闘にも応えてくれる絵具です。三宅一樹:着彩クロッキー《秋刀魚塩焼図》アクリル講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第6弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。今回は参加者の皆さんから、着彩クロッキーによる作品と、感想や質問を募集し、それにお応えする形でお送りします。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。また、視聴には登録は不要ですが、もしさしつかえなければ、参加者登録をしていただけると嬉しいです。登録はこちら自宅で毎日3分クロッキー 第6回(約31分)三宅一樹:着彩クロッキー《蕪図》アクリル白いカブにも、固有の陰影色があります。もちろん下書きをしていませんが、カブの重なりで輪郭を感じられるように考慮しています。三宅一樹:着彩クロッキー《蕪図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《白額紫陽花図》アクリル庭に咲いた白いガクアジサイ。庭の緑をイメージして予めアクリル下地をつくっておきました。白い絵具と筆で、クロッキーした作例です。三宅一樹:着彩クロッキー《白額紫陽花図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《葡萄図》アクリルある日、立派な葡萄をいただきました。贈り主さんと生産者の方々へ、感謝を込めて。三宅一樹:着彩クロッキー《葡萄図》アクリル講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) などデジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第5弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。今回のテーマは「クロッキーの意義」。3か月の間、毎日クロッキーを続けていると、ふと、なぜクロッキーをしているのだろうか?と思う瞬間があるかもしれません。何のためにクロッキーを続けるのか、という本質的なことについてお話を伺いました。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。自宅で毎日3分クロッキー 第5回(約22分)三宅一樹:着彩クロッキー《烏賊図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《烏賊図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《玉葱図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《玉葱図》アクリル三宅一樹:木彫刻作品《Holy Cat - stay home》2020年、榧・楠・箔、h.9×w.45×d.27(cm)個人蔵三宅一樹:木彫刻作品《Holy Cat - stay…講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) などデジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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動画配信「世田美チャンネル」vol.10は、前回に引き続き、現在オンラインで配信している世田谷美術館美術大学通信講座とのコラボ企画です。この動画コンテンツで「自宅で毎日3分クロッキー」の講師をつとめられている彫刻家・三宅一樹さんをゲストにお迎えして、三宅一樹さんの「気になる、こんどの収蔵品」をお届けします。2回目は、三宅さんが初めて出会う、政治学者の中村哲(あきら)の水彩作品を見つめ、クロッキーとはなにか、クロッキーするにあたって大事なことなどをお話しいただきました。世田谷美術館美術大学通信講座 「自宅で毎日3分クロッキー」三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。三宅一樹:旅先でのクロッキー《アルハンブラ宮殿夜景遠…三宅一樹:旅先でのクロッキー《アルハンブラ宮殿夜景遠望》2019年、ボールペンミュージアム コレクションⅠ「気になる、こんどの収蔵品」は会期を延長して、8月16日まで開催しております。2020年6月2日(火)~2020年8月16日(日)動画は一発本番で撮影しています。ノーカット、ノー編集です。※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。※展示室の照明の都合により、画面が暗いですが、あらかじめご了承ください。世田美チャンネルvol.9 三宅一樹さんの「気になる、こんどの収蔵品」その2(約18分)→世田美チャンネルをYoutubeで見るデジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら
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動画配信「世田美チャンネル」vol.9は、現在オンラインで配信している世田谷美術館美術大学通信講座とのコラボ企画です。この動画コンテンツで「自宅で毎日3分クロッキー」の講師をつとめられている彫刻家・三宅一樹さんをゲストにお迎えして、三宅一樹さんの「気になる、こんどの収蔵品」をお届けします。1回目は、堀江尚志の作品《トルソ》についてお話しいただきました。世田谷美術館美術大学通信講座 「自宅で毎日3分クロッキー」三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。記憶によるクロッキー:三宅一樹《堀江尚志作・トルソ》「美術館内などでは直接写生が制限されています。そのような場合、私はじっくりと観察して、作品を目に焼き付けます。つまり、目の奥にメモ(=クロッキー)するのです。そして展示室を出たら、忘れないうちに脳裏の画像をクロッキー帳に描き留めます。堀江尚志さんの彫刻、かなりじっくりと観察していましたので、目を閉じるとまだ像が見えます。数日経った今でも、どの角度からも描けそうです。」記憶によるクロッキー:三宅一樹《堀江尚志作・トルソ》ミュージアム コレクションⅠ「気になる、こんどの収蔵品」は会期を延長して、8月16日まで開催しております。2020年6月2日(火)~2020年8月16日(日)動画は一発本番で撮影しています。ノーカット、ノー編集です。※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。※展示室の照明の都合により、画面が暗いですが、あらかじめご了承ください。世田美チャンネルvol.9 三宅一樹さんの「気になる、こんどの収蔵品」その1(約14分)→世田美チャンネルをYoutubeで見るデジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら
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世田谷美術館美術大学通信講座①~葉画家・群馬直美さんのアトリエ便りその5世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りします。美術大学の講師で“葉っぱ”を制作のテーマとしている「葉画家(ようがか)」群馬直美さんのアトリエ便り第5弾。今回も前回に引き続き、群馬さんのアトリエをお訪ねし、お送りします。今回は群馬さんのアトリエの様子を一緒にご覧いただきたいと思います。群馬さんのお人柄がうかがえるアトリエ内の「応援する画材たち」、また新緑のツタで覆われた美しいアトリエの外観をお楽しみください。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。(撮影・編集:西山均)咲いたツタの花散ったツタの花6月28日、やっとツタの花が咲きました。動画の中で、ツタの花は黄色い花で、緑色のガクがぱかっと四つに開き、と言ってたけど、私の思い違いでした。実際には、緑色の花びらが5枚に開き、黄色いオシベが5本登場します。緑色のものはその後パラパラと地面に落ちて行くのはあってましたが、ガクでなく花びらでしたね。緑色の花びらと一緒にオシベも散って行きます。群馬直美応援する画材たち顔料の棚ツタのからまるアトリエ群馬直美(葉画家)葉画家(ようがか)。群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウインドー・ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から、“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。1991年、より緻密な描写のできるテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。世田谷美術館美術大学20期(2006年)より実技・絵画の講師を務めるまた、2019年12月10日~2020年1月13日に世田谷美術館2階ライブラリー前スペースにて「群馬直美 神の仕業―下仁田ネギの一生」展を開催。群馬さんアトリエ便り第5回(約9分)デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館美術大学通信講座①~葉画家・群馬直美さんのアトリエ便りその4世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りします。美術大学の講師で“葉っぱ”を制作のテーマとしている「葉画家(ようがか)」群馬直美さんのアトリエ便り第4弾。今回は前回に引き続き、群馬さんのアトリエをお訪ねし、お送りします。群馬さんは「テンペラ」という卵を使う技法で作品を描いています。あの緻密で鮮やかな作品たちはどんな風に作られるのか?画材の観点から、その工夫とこだわりをお話いただきました。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。(撮影・編集:西山均)制作に必要な画材群馬直美 《イタリアと日本の葉っぱ(部分) 作品No…群馬直美(葉画家)葉画家(ようがか)。群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウインドー・ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から、“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。1991年、より緻密な描写のできるテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。世田谷美術館美術大学20期(2006年)より実技・絵画の講師を務める。また、2019年12月10日~2020年1月13日に世田谷美術館2階ライブラリー前スペースにて「群馬直美 神の仕業―下仁田ネギの一生」展を開催。群馬さんアトリエ便り第4回(約20分)デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館美術大学通信講座②「自宅で毎日3分クロッキー」その4世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第4弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。今回は、前回の参加者からのご質問にもあった着彩について、ご紹介します。色とりどりに美しい季節、着彩クロッキーに挑戦してみてはいかがでしょうか?聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。自宅で毎日3分クロッキー 第4回(約28分)【講師からのアドバイス】画材について・着彩の場合は、クロッキー帳よりもスケッチブックがおすすめです。 (水を使うため、薄い紙は不向きです。)・紙パレットが便利です。実技について・色を「メモ」する気持ちで。・パレット上に、赤・青・黄の「三原色」と、白・黒をあらかじめ出しておいて、混色して色を探しましょう。・塗り絵にならないように。・筆でのびのびとクロッキーしましょう。・色は「下描きの後でつける」ものではありません。最初から捉えてみましょう。着彩クロッキー:三宅一樹 《目張図》アクリル着彩クロッキー:三宅一樹 《目張図》アクリル着彩クロッキー:三宅一樹 《鮎図》アクリル着彩クロッキー:三宅一樹 《鮎図》アクリル着彩クロッキー:三宅一樹 《浅蜊図》アクリル着彩クロッキー:三宅一樹 《浅蜊図》アクリル着彩クロッキー:三宅一樹 《玉蜀黍図》アクリル着彩クロッキー:三宅一樹 《玉蜀黍図》アクリル講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) などデジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りします。美術大学の講師で“葉っぱ”を制作のテーマとしている「葉画家(ようがか)」群馬直美さんのアトリエ便り第3弾。今回は直接、群馬さんのアトリエをお訪ねし、完成に近づきつつあるツルムラサキの作品を拝見させていただきました。ツルムラサキの作品は年末に出版予定の「野菜の本」に掲載予定で、作品の制作と共に載せる文章も現在執筆されているそうです。クローズアップによる撮影で、群馬さんの目に見えている葉っぱの世界をお楽しみください。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。今回は撮影、編集に当館ボランティアとしていつもお世話になっている西山均さんにご協力いただきました。西山さんの映画作品は以前に、このブログでもご紹介させていただいています。(セタビブログ「美術大学32期生募集!—今がその時」)制作中のツルムラサキクローズアップの撮影ツルムラサキクローズアップ①ツルムラサキクローズアップ②群馬直美(葉画家)葉画家(ようがか)。群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウインドー・ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から、“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。1991年、より緻密な描写のできるテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。世田谷美術館美術大学20期(2006年)より実技・絵画の講師を務める。また、2019年12月10日~2020年1月13日に世田谷美術館2階ライブラリー前スペースにて「群馬直美 神の仕業―下仁田ネギの一生」展を開催。群馬さんアトリエ便り第3回(約15分)デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第3弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。今回は、この講座を配信するきっかけとなった「美術大学ステップアップ・デッサン講座」の参加者の皆さんから、クロッキーを続ける中での感想や質問を募集し、それにお応えする形でお送りします。また、皆さんのクロッキー作品もご覧いただきます。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。※通信環境の影響で、音声が乱れる箇所があります。特にイヤホンで視聴されている方はご注意ください。箇所は11分10秒~17秒、11分28秒~40秒です。自宅で毎日3分クロッキー 第3回(約57分)三宅一樹《三度目の正直》 ボールペン三宅一樹《三度目の正直》 ボールペン庭のトカゲ(ニホンカナヘビ)を、三度目の正直の出会いで、ようやくクロッキー帳に捉えられました。すぐ動いてしまうものの代表の小動物。一瞬も眼が離せません。これこそクロッキーの醍醐味だなと感じます。三宅一樹《御神木》 ボールペン三宅一樹 《御神木》 ボールペン由緒ある神社の、樹齢約500年の御神木。あまりの威容と霊気に対峙して、意気込んでつい30分かかってしまいました。私にとってはこれもクロッキー。講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) などデジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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三宅一樹《浅蜊》ボールペン世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第2弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。その1を掲載してから早2週間、皆様、クロッキーを続けていらっしゃいますでしょうか?今回はこの2週間の間の三宅さんの作品を見せていただきながら、クロッキーを続けることの意義についてお話しいただきました。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。自宅で毎日3分クロッキー 第2回(25分)講座名:「自宅で毎日3分クロッキー」対象:どなたでも内容:1日1枚クロッキーを描く(詳しくは動画をご覧ください)用意するもの:無地のノート、使い慣れた筆記用具(鉛筆やボールペンなど)。三宅一樹《浅蜊食後》【講師からのアドバイス】・線一本でもOKですが、毎日描くことがポイントです。・時には3分以上、または一日に何枚描いても良いのですが、頑張りすぎて続かなくならないように気をつけてください。・身の回りの、愛するものがモチーフとして最適です。(ペット、植物、愛用品など)・写真は使わず、自分の眼で見て描いてください。・画面の隅に、日付を入れてください。・紙は表裏両面に描かず、一画一面が良いでしょう。「クロッキーはメモであり、日記です」人に見せる必要はありません。ですから下手でも構いません。絵の経験も要りません。専門の道具も必要ありません。無地のノートと、ペンさえあれば大丈夫です。一日3分でも、毎日描いていると、心のスイッチがONになります。スイッチがONになれば、眼が開き、心も解放されます。ステイホームのこの時期だからこそ、身心を解放しませんか?講師:三宅一樹 三宅一樹《バナナ》ボールペン講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。セタビ Podcasting Vol.27(三宅一樹氏「世田谷美術館教育普及プログラム」音声コンテンツ)三宅一樹《スルメイカ》ボールペン三宅一樹《ブロッコリー》ボールペン三宅一樹《蛤に就いてⅠ》木彫刻デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。美術大学の講師で“葉っぱ”を制作のテーマとしている「葉画家(ようがか)」群馬直美さんのアトリエ便り第2弾。今回は現在制作中の作品の様子、執筆中の野菜の本のレイアウトについてお話いただきました。群馬さんの独特でユニークなトークとアトリエで緑を濃くしていく美しいツタの成長ぶりをお楽しみください。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。※不慣れな撮影のため、お見苦しい画面が含まれます。酔わないようにご注意お願いしいます。制作中のツルムラサキの作品野菜の本のレイアウト見本制作中のツタの場所アトリエ風景群馬直美(葉画家)葉画家(ようがか)。群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウインドー・ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から、“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。1991年、より緻密な描写のできるテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。世田谷美術館美術大学20期(2006年)より実技・絵画の講師を務める。また、2019年12月10日~2020年1月13日に世田谷美術館2階ライブラリー前スペースにて「群馬直美 神の仕業―下仁田ネギの一生」展を開催。群馬さんアトリエ便り第2回(20分)デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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当館の名物ともいえる約半年にわたる長期講座「美術大学」、その通信講座版第2弾です。現在、休館中であるため、美術館に集まっての講座が開催できない状況で、途中で中止・延期になってしまった講座も数多くあります。そのひとつが「美術大学」の修了生を対象とした「美術大学ステップアップ・デッサン講座」。3月末まで全7回開催の予定が2月いっぱいまでの3回開催でお休みになってしまいました。その時はすぐにでも再開できると思っていたのですが、ひと月経過してみると、それが甘い考えであることがわかりました。だとしたら、ただ待っていたのでは過ぎていく時間がもったいない!できることをしようと気持ちを切り替え、講師である彫刻家の三宅一樹さんにご相談させていただきました。そこで、始まったのが「自宅で毎日3分クロッキー」です。4月4日に美術大学の修了生の方々に「自宅で毎日3分クロッキー」を呼び掛け、現在参加者55名。「クロッキー」とは、時間をかけるデッサンと異なり、素早く簡潔に線でものを捉える描写方法です。なんのことはない、ただ自宅で各自1日1枚3分クロッキーを描くだけなのですが、独りで描くのと、自分以外に54名がどこかで同じように毎日描いている、と思うのとでは、これが大違い。皆様もご一緒にいかがですか?今後も講師のコメント動画を定期的にこのブログでお送りしていきます。皆で1日1枚、クロッキーをコツコツ続けましょう!経験、年齢一切問わず!終息の折には、当館で「オフ会」ならぬ「クロッキー発表会」をおこないたく思いますので、その時にお会いできるのを楽しみにしています。自宅で毎日3分クロッキー 第1回(21分)講座名:「自宅で毎日3分クロッキー」対象:どなたでも内容:1日1枚クロッキーを描く(詳しくは動画をご覧ください)用意するもの:無地のノート、使い慣れた筆記用具(鉛筆やボールペンなど)。クロッキーをするのに必要な用具【講師からのアドバイス】・線一本でもOKですが、毎日描くことがポイントです。・時には3分以上、または一日に何枚描いても良いのですが、頑張りすぎて続かなくならないように気をつけてください。・身の回りの、愛するものがモチーフとして最適です。(ペット、植物、愛用品など)・写真は使わず、自分の眼で見て描いてください。・画面の隅に、日付を入れてください。・紙は表裏両面に描かず、一画一面が良いでしょう。「クロッキーはメモであり、日記です」人に見せる必要はありません。ですから下手でも構いません。絵の経験も要りません。専門の道具も必要ありません。無地のノートと、ペンさえあれば大丈夫です。一日3分でも、毎日描いていると、心のスイッチがONになります。スイッチがONになれば、眼が開き、心も解放されます。ステイホームのこの時期だからこそ、身心を解放しませんか?講師:三宅一樹 クロッキー:三宅一樹クロッキー:三宅一樹クロッキー:三宅一樹講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。セタビ Podcasting Vol.27(三宅一樹氏「世田谷美術館教育普及プログラム」音声コンテンツ)デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。大学という名前ですが、正式な学校ではありません。ですが、内容はかなり濃く熱く本格的!講義と実技と鑑賞を組み合わせ、総合的に美術を学ぶ講座です。毎年応募にも人気をいただいていますが、何より修了された方々のその後の結びつきが強く、実はこの厚みがそのまま当館の普及事業の根底となっているのです。例えば、当館の誇るボランティア「鑑賞リーダー」450名の5分の4は美術大学の修了生ですし、友の会で積極的に活動している会員の方にも美術大学を修了された方がたくさんいらっしゃいます。さて、そんな美術大学ですが、現在OBを対象に実験的にオンラインミーティングアプリと動画による通信講座なるものを開催しています。その一部をこのブログでもご紹介させていただきたいと思います。第1回は美術大学の講師で、“葉っぱ”を制作のテーマとしている「葉画家(ようがか)」群馬直美さんに、アトリエから現在制作中の作品をご紹介いただきます。群馬直美さんといえば、先日当館の2階ライブラリー前スペースに展示されていた「下仁田ネギ連作」をご覧になった方もいらっしゃるかと思います。現在は新作「ツタ連作」に取組み中。今後、このブログで制作の過程をご報告していきたいと思います。Shimonita negi, Allium fis…群馬直美「神の仕業―下仁田ネギの一生」展示風景 会場…群馬さんの独特でユニークなトークをお楽しみください。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。※不慣れな撮影のため、お見苦しい画面が含まれます。酔わないようにご注意お願いしいます。群馬直美(葉画家)葉画家(ようがか)。群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウインドー・ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から、“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。1991年、より緻密な描写のできるテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。世田谷美術館美術大学20期(2006年)より実技・絵画の講師を務める。また、2019年12月10日~2020年1月13日に世田谷美術館2階ライブラリー前スペースにて「群馬直美 神の仕業―下仁田ネギの一生」展を開催。群馬さんアトリエ便り第1回(18分)→「群馬さんアトリエ便り」をYoutubeで見るデジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
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定年後、世田谷美術館の講座「美術大学」に入学するのが長年の夢だった誠一。しかし入学すれば7か月の間、週に2日も丸々掛かり切りになってしまう。現在、ある事情を抱えている彼は「美術大学」に申し込むことをためらっていた。そんなある日、時間を作って世田谷美術館で開催中の企画展「奈良原一高のスペイン」展を見に行くことにしたのだった。(美術大学修了生自主制作映画「今がその時」あらすじ)当館では、開館の翌年にあたる1987年より「美術大学」という講座を開講しています。「美術大学」は講義と実技と鑑賞を組み合わせ、5月から12月まで火曜日と木曜日の週2回10:30~16:30授業をおこない、総合的に美術を学ぶ講座です。講義は美術史や芸術学など。実技は絵画や彫刻、版画に加えて映画制作、身体表現など、美術の分野を幅広く体験いただきます。さて、修了後はもちろん、皆さん積極的に作品作りをし、同期で展覧会をおこなって発表したりするのですが、最近のおもしろい動きは「自主制作映画を撮る」ことです。そんな中で、ご自身が「美術大学」に入学した時の実際の体験談を元にした映画を撮ってくださった方がいます。「映画」ですので、もちろんフィクション部分もありますし、その方の目を通した「美術大学」は現実の「美術大学」とは異なるかもしれません。ですが、意を決して「美術大学」に入学し、振り返ってみて、それは正しい決断だったと感じている主人公の気持ちは間違いなく本物です。スタッフ・キャストも「美術大学」の修了生の方々です(一部、講師や当館の職員…わたしも学芸員役で出演しています)。もし、今「美術大学」に申し込まれるのを迷っていらっしゃる方がいたら、是非この映画をご覧いただきたく思います。日々の生活をこなしながら週に2回、美術館に通うのはとても高いハードルかもしれません。ですが、始めなければ何事も始まらないのです。美術大学32期生は2020年2月1日から3月31日までの募集となります—今がその時ですよ!自主制作映画「今がその時」(11分)●世田谷美術館「美術大学」について 詳しくはこちらをご覧ください。
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どう見てもパン屋ですが、ここは美術館です。時々、おかしなことが起きるのが地下にある創作室。この写真は当館でおこなっている「映画ワークショップ」の撮影風景です。世田谷美術館では区民のための年間講座「美術大学」を開講しています。この講座は5月から12月まで60名を対象に火曜日と木曜日の週2回、講義と鑑賞と実技を組み合わせ、総合的に美術を学ぶものです。毎年3月1日~31日募集受付をおこなっています。人気講座のため本講座の受講は1回限りとなっていますが、最近では修了生を対象とした実技講座「美術大学ステップアップ講座」も開講しています。中でも人気なのが「映画ワークショップ」。なかなか他にはない講座ですし、なにしろ、映画は一人では制作できないものですし。ワークショップは全5回で今年は19名の方が受講しました。最終的に5、6名のグループでオリジナルの短編映画を1本制作します。講師の指導はありますが、シナリオ、演出、カメラ、出演、すべて受講生がおこないます。今回の作品の共通課題は「誰かがふいに歌いだし、つられて皆も歌いだす(シーンが含まれていること/ミュージカル不可)」。この写真の映画は『パン屋大合唱』という作品です。ある日、パン屋に強盗が押し入り・・・・。さて、それがどうして「大合唱」に展開していくのか?奇想天外でちょっとほっこりするステキな映画です。まだ先になるかと思いますが、ご興味ある方は年に1回開催している「セタビ映画祭」というイベントでご覧いただけますので、どうぞその機会をお待ちください。日程はまたHPなどで告知致します。
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講義と実技と鑑賞で、総合的にアートを学ぶ年間講座「世田谷美術館 美術大学」の32期生を募集します。ご希望の方は、下記期日までにお申し込みください。詳細:世田谷美術館「美術大学」(年間講座)受付期間:2020年2月1日(土)~3月31日(火)
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講義と実技と鑑賞で、総合的にアートを学ぶ年間講座「世田谷美術館 美術大学」の31期生を募集します。ご希望の方は、下記期日までにお申し込みください。詳細:世田谷美術館「美術大学」(年間講座)受付期間:2019年3月1日(木)~3月31日(土)
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講義と実技と鑑賞で総合的にアートを学ぶ年間講座、「世田谷美術館 美術大学」(年間講座)の30期生の申込みを2018年3月1日(木)~3月31日(土)まで受付ています。詳細:世田谷美術館「美術大学」(年間講座)ご希望の方は、上記期日までにお申込みください。